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アルプススタンドのはしの方 Comments (20)
4人が並んだあたりからの畳み掛けはお見事なんだけど、同時に都合が良過ぎる感はあった。そこ以外はよくできてるなあという印象です。シナリオ通りに進む野球の試合があってたまるか!ずるい!ずるいんですねえ〜。
しょうがないよって言ってた人達が、試合の展開に合わせて希望を得て、ランナーズハイ状態で蟠りを解消させていく姿は痛快でした。真夏に涼しい映画館で見ちゃってごめんなさいだけど、甲子園のない夏に素晴らしい70分を過ごせたと思います。
「しょうがない」と自分で納得しようとしても、納得しきれない屈託や無念さが胸に響く。登場人物それぞれが抱えていた想いが、次第に(画面に一切現れない)野球部員への応援を通じて解放されていく様が清々しい。
ただ、せっかく映画化したのに、どう見ても甲子園には見えないロケーションは、苦しい。地方予選の決勝大会とかに設定を変えても、十分成立したのではないか。
役者陣は全く知らないメンバーばかりだが、先生役も含め、いい味を出していた。エピローグの後日談も、出来すぎ感はあるが、とても良かった。
茶道部の顧問・厚木先生も声を枯らして応援。のどを痛め血を吐き、声はいかりや長介状態になっている。タッチアップを知らない安田と田宮、それに成績トップの宮下は“迷宮”だと語り合う。また、宮下を抜いて模試1位になった吹奏楽部部長・久住も絡んできて、入間高校のエースソノダの話が彼らの話題の中心となる。
グラウンドにいるはずの高校生球児たちの映像は一切映し出されない画期的な作品でもあり、野球に対するそれぞれの思いから彼らの心情が浮かび上がるのです。最初は甲子園っぽさもなかったので、冷めた目で見てしまいましたが、見えないはずの白球を追う球児たちが浮かんでくる。作り方が上手い!
「人生は三振の連続」、「人生は送りバント」などと軽く言ういい加減さもあるのに、厚木先生はちゃんと生徒たちのことを見ていた。演劇部が関東大会に進みながらも演じられなかったという事実も重みを増してくるけど、藤野にもバカにされていた万年ベンチウォーマーのヤノがバッターボックスに立ったことに意味があった。
「しょうがない」で終わらせてはだめだ。努力は報われなくとも、人生にはきっと大きなウェイトを占める。それが青春ってもの。などと努力してない俺が言っても意味はない・・・かな。松井の5連続敬遠のときにはヤジを飛ばす側だったし、10数年前の母校の応援ではビールを飲んで宴会してたし・・・と、“生茶”飲みながらレビューしてみました。
水曜日はミニシアターの日(サービスデー)ということで、仕事前にさくっと話題となっている映画『アルプススタンドのはしの方』を観てきた。
"さくっと"という言葉の通り75分と映画にしては短尺。それで同じ値段かと思ってしまうが、時間の方が貴重なわけで、そのなかで凝縮されて満足度が高ければその方がいいわけである。
まさにコンテンツ戦国時代で可処分時間の奪い合いがつづく現代に合った、イマドキの効率の良いコンテンツ。
高校演劇部の戯曲原作で、劇団も主宰している演劇人の奥村徹也脚本ということで、とても演劇的な映画。ほぼタイトル通り「アルプススタンドのはしの方」を舞台に展開する物語。
最初は高校生たちの物憂げなじれったい会話劇が繰り広げられるので、期待値が高すぎたかと思ったがラストに向かうにつれ、それぞれが抱える思春期の悩みや過去が、野球の応援という共通項でどんどんつながって昇華していく。
野球のシーンがまったく映されず、スタンドで応援している観客だけの画なのに臨場感がありその感動が伝わってくる。
それ絶対トランペット吹いてないだろとか、タオル新品できれいすぎて絶対汗吸ってないだろとか突っ込みどころはあったのに、小気味の良いギャップのある切り返しに最後には目頭が熱くなっていた。
何事も傍観者として「しょうがない」と諦めるのではなく、誰しもがたとえ観客だとしても当事者として行動することで叶えられることがある。
この夏、熱く背中を押してくれる作品。
…しょうがない…かな(笑)
*なんだかんだ言って、彼らの高校生活…それなりに充実してるなぁって…自分の高校生活、もっと白けてたよ…。
*スポーツできる奴に対する劣等感…分かる!分かる!野球なんて、昔は大嫌いだった!(笑)
*でも、…
演劇やったり、勉強が得意だったり…それなりにみんな充実してて、素直に羨ましい(笑)
*オレはというと、…いまだに、端っこの方で、人の目を気にしてキョロキョロしてるし…
まぁ、うだうだ言いながらも、この舞台版を、ぜひ観てみたい!