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アメリカ
Dec,17 1988 In Theaters
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馬三家からの手紙 Comments (10)
労働教養所内の生活、拷問シーンは実撮影出来ないので、スン・イー氏が描いた絵を元に作られたモノクロアニメ。
これが素晴らしい出来栄え!
モノクロの絵が、リアルな音響と合わせて恐怖感、緊迫感、陰鬱感を効果的に再現。
それにしても、スン・イー氏の拷問に負けぬ不屈の精神と、イオン・リー監督の製作に対する鉄の意志には敬服。
それが様々なアイデアを生み、奇跡をもたらした。
手紙に気づき手を差し伸べたジェリー・キース夫人、元看守の2人の登場も奇跡である。
このドキュメンタリーは、最近、米国で内部文書によって明らかにされた、ウイグル自治区の再教育施設の実態と重なる。
レオン・リー監督の言葉
「このドキュメンタリーが、世界の人々の認識を高め、孫毅(スン・イ)のSOSの手紙同様、多大な影響力を及ぼし、法輪功学習者、ウイグル人、チベット人、キリスト教徒、中国民主化の活動家たち(…あと、モンゴル人も含めて下さい!)への迫害停止へと導かれていくことを望んでいる」
このドキュメンタリーは、過去のことではない、今も行われている、中国という国の人権迫害の現実の姿である。
多くの人々、特に日本の人に知ってもらいたい映画なのだ。
おもちゃに忍ばされた「馬三家労働収容所で何千人もの無実の人々が拘束され迫害を受けているという」SOSの手紙がアメリカ(オレゴン)に渡り、それを見つけた主婦キースさんの働きかけにより全米各社がこの迫害について報道しています。日本とは全く違います。
この映画は実際に迫害を受けた孫さんご本人が命がけで撮影して作られたもので、迫害の酷さ中国共産党の邪悪さがリアルに伝わってきます。それだけではなく、孫さんの信念を貫く並大抵ではない強靭さとその善良な人格から、彼が実践する法輪功は本当に素晴らしいものであるということがわかります。中国政府は法輪功を悪者に仕立て上げて迫害しているとのこと。多くの人が中国政府の嘘の情報に騙さているということです。
この映画をもっと多くの人が見るべきだと思いました。NHKBSで再放送のリクエストも多かったとのことです。今回は映画館で上映され、より多くの人に中国共産党の邪悪さを知ってもらい、関心を持ってもらう良い機会だと思います。日本のマスコミもこの映画を機に堂々と報道してくれればと願います。
自分としては、肩すかしを食った感じであったが、内容は素晴らしい。
孫毅は90年代の終わりに、法輪功に興味を持って活動を始めるが、非合法の出版活動により、2008年に2年半の刑を宣告されて、「馬三家 労働教養所」に収監される。
「馬三家からの手紙」が公になったのは、既に孫が2010年に釈放された後だった・・・というところから作品が始まる。
自らが受けた拷問のようすも含め、「馬三家 労働教養所」での様子は、白黒アニメによる再現映像で示される。
当時の看守のインタビュー、オレゴン州の主婦との対面もある。
孫毅も一時は平穏な生活を取り戻すが、その後、状況は暗転する。
結局最後は、孫毅が予言した通りの、恐れていたことが起きて映画が終わる。
実際には、もっと酷い拷問や、「臓器狩り」さえもあったと言われているので、本作品は“氷山の一角”だ。
国家転覆的なものがなくても、共産党よりも勢力が大きくなれば(共産党員は6000千万人らしい)、非合法活動とみなされる独裁支配。
「労働教養所」は、2013年に表向きは“廃止”されるが、機密性が高まっただけで、例えば「新疆ウイグル自治区」の惨状は周知の通りである。
この作品を見て、2つ感じることがあった。
一つは、誇張のない等身大のドキュメンタリーということだ。
孫毅に徹底して密着するのであるが(撮影は自撮りらしい)、その取材に十分応える立派な人物であることが、本作品を素晴らしいものにしている。
静かで穏やかな知性的な男であるが、元看守に「孫が一番強かった」と言わしめるほどに信念が強い。
もう一つは、おそらく、タイミング良く作られた作品だということ。
ここ数年は、とみに自信をつけて、国際社会の批判をはね付けて進む中国政府。
この映画は、当局に対して秘密裏に制作されていたようだが、孫毅の身辺だけでなく、インタビューを受けた元看守は大丈夫だろうかと心配になってしまう。
「ウイグルからの手紙」は、いつか世界に届くだろうか?