脱走大作戦
プロット
アメリカ
Apr,20 1968 In Theaters
猛獣大脱走
プロット
イタリア
Mar,03 1984 In Theaters
女囚大脱走
プロット
アメリカ
Jan,01 1966 In Theaters
メル・ブルックスの大脱走
プロット
アメリカ
May,19 1984 In Theaters
大脱走 コルディッツ収容所
プロット
イギリス
Jan,01 1900 In Theaters
脱走遊戯
プロット
日本
Jun,19 1976 In Theaters
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大脱走 Comments (20)
スティーブマックイーン、チャールズブロンソンなど名優がさすがの演技をみせる。
長い作品だが、全く時間を感じさせない、名作です。
脱走後も結構長いんですね。
脱走する迄は満点でしたー。
ナチスの捕虜収容所から250名の脱走という実話とは思えない奇想天外なストーリーに派手なアクションは、反戦主義を前面に出した他の作品や現代のリアル志向な戦争映画とは違うスタイリッシュさとスポーティーさを備えていて、娯楽性も豊かで飽きさせません。
脱走に至るまでのプロセスや個性的な各人物の描写、シリアスとユーモアのバランスの取れた脚本・演出は見事で、黒澤明の「七人の侍」にも通じ、さすがに西部劇リメイク版「荒野の七人」を撮ったジョン・スタージェス監督だけあります。作品同様もっと評価されても良い監督だったのではないでしょうか?
今でもコマーシャルに使用されたりする有名な「大脱走マーチ」に代表される映画音楽の巨匠エルマー・バーンスタインの音楽も、シーンや人物の動きにしっかりと寄り添って効果的にドラマを盛り上げています。
「何度観ても面白い!」
と言える不朽の名作、そしてマックイーン、ブロンソン、コバーン等のきら星の如き俳優達と一挙に出会えた事は、その後の私の映画人生に大きな影響を与えてくれました。感受性豊かな時期に初めて自分の意志で観た洋画がこの作品で良かったと改めて思います。そして、その映画を再びスクリーンで見る機会を与えてくれた「午前十時の映画祭」に感謝致します。終わってしまうのは残念ですが、またいつか再開していただける事を祈りつつ・・・一言、
「テレビやスマホの画面だけでなく、たまには映画を巨大スクリーンで楽しもう!」
中学生の頃、このマックイーンのスタイルがカッコ良くって、半袖のトレーナーを着てました。VANでした。マックイーン、ちゃんとバイク(BMW-R Series風に改造されたTriumph TR6)に乗れてる、と言うか、乗りこなしてる所も素敵です。
俺的には「大脱走」は歴史的な名画。一か所に集められた腐った卵。見方を変えれば、そのスジのプロが一拠点に集合した事になる訳で。脱走も大掛かりだし、準備も万端。やることが一国の諜報部門みたい。と言うか、「塀の中のMI6」。ミリオタ心をくすぐります。
塀の中に連れ戻された11人。最後に戻った"The Cooler King"のヒルツは、その名の通りにCoolerに直行。床と壁を叩く野球ボールの音は「不屈の魂」の象徴。ヒルツだけではなく、ここに集められた男たちの。
って事で。
やっぱ、最高でした。
で思うんです。映画界に革命をもたらした偉人の1人は、スピルバーグ。技術的な面もさることながら、技巧的に造り込まれた「見せ場」を、惜しげも無く連続して繋ぎ観客を飽きさせない。これは一つの大きな流れになったと思っていますが、「見せ場の連続」と言うやり方は、「ただただ大物アクションを安易に連発する映画」を生み出し、更には「ストリーそっちのけの早い展開・大きな仕掛けでアドレナリン放出させるだけの映画」が、世界中に蔓延する結果につながった。何か、ジョーズやインディジョーンズ後、そんな印象を持ってます。別にスピルバーグが悪い訳じゃないけど。
1963年7月4日にアメリカで公開された、この映画。確実に言える事は、今の映画界で、こんなもんは誰も作ろうとしないだろうって事。どう足掻いても、地味に埋もれちゃうよね。興業的にはナシでしょうよ。そんな事を考えると、映画が終わっても、席から立ちたく無い気持ちになってしまいました。でも。トイレ行きたかったので、そそくさと立ちました。
大脱走よ。永遠なれ。
マックイーンもコバーンも、大好きです。子供の頃、テレビで見た時、コリンが撃たれる場面で泣いてしまった事を思い出しました。
午前10時の映画祭にて。