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アイアンマン Comments (20)
トニー・スタークがいわゆる天才肌で何でもできる人間でありながらヒーローになること、またその動機も、いわゆる正義のためというよりは、武器販売業を営んできた父や過去の自分の精算や償いというところにあるのが面白い。
アラブ系テロリストと戦うというところに(結局は裏で手を引いていたのは身内の社員だったが)ポスト9.11の作品なんだなあと感じた。
ロバートダウニーJrの人生を知ってから見るとめちゃくちゃ感慨深い作品。
こんなのほとんど自伝映画じゃん!と思うくらい彼の人生とシンクロしてる。
「とある業界で力を持つ父を持ちその父の影響で性格や経歴が歪む」
こんな経歴を持つ彼だからこそ、脚本がない状態から現場でこの映画を作り上げることが出来たんだと思う。
特に好きなシーンはスーツを試行錯誤しながら着くあげていくところ。あそこのワクワクを楽しむために何度もこの映画を見て。
PS; 最後のあのセリフもロバートダウニーJrのアドリブらしいですね。流石!
マーベル・シネマティック・ユニバースを1から見直そう企画、第1弾!
全てを見終わった後から見るとMCUの1作目は、その中心であり続けたアイアンマンでしかありえないけど、なぜ公開当時エース級じゃないアイアンマンだったのか?そこあった偶然とマーベル・スタジオの打算。なぜ当時言わばキズモノ俳優だったロバート・ダウニーJr.をトニー・スタークに抜擢したのか?本作のトニー・スタークの境遇とどこか重なるロバート・ダウニーJr.という俳優が演じることの妙。このあたりの裏物語もなかなか面白かったです!
ストーリーもテンポがよく分かりやすくて、最後まであっという間に終わった!という感じでした。私利私欲のために腹黒かったトニー・スタークが、自分のやってきたことの現実を突きつけられて、ドン底の監禁生活の中でインセン博士の身を挺して示した思いなどに後押しされ、自ら世界を救うヒーローになっていくストーリー。一人の人間としてトニーが成長していく展開には、彼へ感情移入しやすかったですね。脱出後、MK-Ⅱの製作の工程は、ホントに見ていてワクワクしました。最後、MK-Ⅱが完成して、トニーに各パーツが装置されていくシーンはかっこよかった!そして、作業ロボット"不器用"が可愛かったですね。空気の読めない消火剤噴射(笑)ただ、大事なところで、大事な仕事してくれましたね♫
ただ、MK-Ⅱでの戦いのボリュームが少なかったかなぁ。。オバディアとの最終決戦もガッツリバトルシーンというよりは、他の機械を暴走させて、ふっとばすという決着だったのでちょっと期待はずれ。。まあ、このあたりは次回作に持ち越しですね(笑)そして、テロ組織:テン・リングスの茶番感。。さすがにあんだけ全く違うもの作ってたらわかるでしょ(笑)
まあ、気になるところもいくつかありましたが、おもしろい作品でした。
RDJの演技もGOOD
大手企業の「スタークインダクトリーズ」のCEOのトニースタークは真のヒーローになることはできるのか?
-アイアンマン-