僕らのワンダフルデイズ Plot

平凡なサラリーマンの藤岡は、自分が末期ガンに侵されていて余命が半年ほどしかないことを知ってしまう。藤岡はこれまでの半生を振り返り、自分が最も輝いていた高校時代のバンド活動を思い出す。藤岡はバンドを再結成するため、かつてのバンドメンバーたちを訪ねるが……。主演は竹中直人、監督は「ジュテーム/わたしはけもの」の星田良子。

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僕らのワンダフルデイズ Comments (8)

Ponskihxmgs
Ponskihxmgs
いやぁ、久々に心の底から、泣いた気がする(笑顔)

〈 形のない音 〉
〈 音をのこす 〉
〈 金はなかったけど、夢があった 〉
〈 バカなともだちを、たくさん作れよ 〉
〈 人と同じでお金も明るく楽しいところに集まってくる 〉

心に残ったセリフの多さ、
ここでの高い評価が示すとおり、
とても感動+心温まる作品でした。

最後のオチは、
早い段階で想像がつきます。

脚本も
お客様が早々に気づくことを
見越した上でのセリフもあります。

狙い通り、
そこは劇場中、爆笑でした(笑顔)

ストーリー、
ある意味、病気モノの王道です。
色々な作品のイイとこ取りとも云えるかもしれません。

でも、
露骨過ぎなければ、
イイと思うんです。
だって、どの作品にも、
どこか、似ている部分は必ずあるはずですから。

◇   ◇

ストーリーに狂いがなければ、
あとは配役にミスキャストがなければ大丈夫!

今回、配役、友情出演も含め
最高だったのではないでしょうか。

竹中直人さん。シリアスな役もイイですけど、
あなたには、やはりコミカルな役がふさわしい。
「あっ、腰が!」裏帰り気味の声、オーバーリアクション。
『山形スクリーム』落ち武者役以上に生き生きとしていました。

貫地谷しほりさん。
映画やドラマに出演されるたびに、
綺麗になっている感じがするのは、気のせいでしょうか。
ラスト結婚式のお相手には、他のレビュアーさんも書かれていましたが、
スクリーンに映った瞬間に、爆笑してしまいました。あの役は、あの方以外にできません。

宅間伸さん。一番、美味しかったのは、
このかただった気がします。まさにはまり役。
不器用さがスクリーンを通して滲みでていました。
ちなみに、奥様も友情出演されていらっしゃいます。
あっ、奥様といっても名取裕子さんではありませんので、
勘違いなきよう御注意を。宅間さん本人が「ドラマの影響が
強すぎて、勘違いされている」と苦笑いしながらぼやいていました。

他の役者さんも、
みんなアテ書きじゃないかと
思えるほど、はまりまくりでした。

心配していた稲垣潤一さんも、
重要なセリフをボソッとこぼす
など無難にこなされていました。
(昔TBSのドラマだったかな。
セリフ棒読みで大変だったんです)

★彡     ★彡

友情、部下愛、
夫婦愛、親子愛、家族愛。

いくつもの愛に満ち溢れています。
老若男女、どの世代でも大丈夫な作品ではないでしょうか。

『僕らのワンダフルデイズ』

“僕ら”には、きっと映画館に来た
お客様も含まれているんじゃないかと思います。
そして、みんな“ワンダフルデイズ”を送れるはずなんですから。

素敵な112分をありがとうございました(笑顔)

■   ■

【 補記 】

最後のバンド演奏ですが、役者さん。
猛練習を重ね役者さん自身が演奏されています。

斉藤さん、ステージ上で涙を流していましたけど、
もしかしたら、演技じゃなくて素だったかもしれません。

稲垣潤一さん、柏原収史さんは、
プロミュージシャンですから、上手くて当然ですけどね。

そんな裏側も知ったうえで
鑑賞していただくと、より楽しめるかもしれません(笑顔)
Gnomkxpshsi
Gnomkxpshsi
ネタバレ! クリックして本文を読む
冒頭主人公の竹中直人は、自分の余命が後半年なのを知る。

上映開始30秒で映画のオチが観客にバレバレって…。
続く駐車場での妻役の浅田美代子の溜め息で、バレバレが更に拍車を掛ける。

その後、竹中直人の情熱にほだされて友人達が集い…集い?
何故稲垣潤一?

お約束の仲間割れ等を挟みつつ、その稲垣潤一1人だけ冷静。
…って言うか、敢えて演技をさせなかった事が良かったのか、はたまた悪かったのか…。
要するに浮きすぎていたりする。
斎藤暁と段田安則の2人は手堅い演技で安心して観ていられるが、宅麻伸は相変わらず。

映画が一番盛り上がる前に…。
そこまで引っ張って来たのに無に伏してしまう…。もう少し違う方向性が有っても良かったのでは?
宅麻伸と息子との間の確執も、いつの間にか解決していたりするご都合主義にはちょっとげんなり。
佐々木すみ江さんの存在は“その為”だったとは…トホホ。

それにしても稲垣潤一って、見れば見るほどおすぎに似てないか(失笑)

(2009年11月7日TOHOシネマズ西新井/スクリーン6)
Psknsxgmiho
Psknsxgmiho
観終って、なんだか心がほっこりした映画でした。
単純といえば、単純なんですが、笑いどころ満載だったし、ホロリとくるところも沢山ちりばめられていて、試写会でなくてお金を出して観るに値する映画だと思います!!

やっぱり竹中直人の実力かなぁ。ワキの斉藤暁や段田安則、宅麻伸、浅田美代子も、みんなが欠かせない役柄で出演していました。現場の雰囲気が画面でしのばれるほんわかさでした。
私は、稲垣潤一が観たくて行ったのですが、期待通りの棒読みっぷりで、本当にこの映画に満足して家路につきました。

多分、年齢的なものが、大きいのだともわかっています。若い人にはもしかしてピンとこないかもしれません。
青春時代に何か忘れ物をしてきたような気持ちの人はたくさんいるのではないでしょうか?
その琴線を突いてくる映画です。