ケンタとジュンとカヨちゃんの国 Plot

孤児院で兄弟のように育ったケンタとジュンは、ひたすら壁を壊すだけの解体工事の仕事(はつり)で生計を立てていた。低賃金で重労働という厳しい環境に加え、陰険ないじめが横行する現実に苛立つ2人は、所属する会社の事務所をぶち壊して、ケンタの兄がいる北を目指し旅に出るが……。出演は、ケンタに松田翔太、ジュンに高良健吾、カヨに安藤サクラ。監督・脚本は「ゲルマニウムの夜」の大森立嗣。

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ケンタとジュンとカヨちゃんの国 Comments (19)

Suersrimlipesp
Suersrimlipesp
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重い…。
最後まで誰も救われない。

ジュンとケンタが自分達の取り巻く環境を壊す為にジュンのお兄ちゃんに会いに行くが、全て最悪のシナリオに導かれる。

この世界を壊せると思っていたお兄ちゃんに会うが、希望を砕かれ最後は『海の向こうには僕たちの知らない世界ある』と信じていた2人は海に入って行き、カヨちゃん役の安藤サクラさんの印象的な無表情でエンドロールへ。
エンドロールがまた印象的。
主題歌がまた最後に心にのしかかり、最後に歌詞を変えアカペラで『私達の生きる意味はあなたを殺す事なのです』と流れた時には全身に鳥肌が。

劇中の不協和音のようなイヤ〜な音楽が劇中の不安な様子を強調していて、この映画は映画館で観たらもっと凄かったんだろうと思う。

そしてカヨちゃん役の安藤サクラさん本格的には初めて観たのですが、素晴らしい演技でした。いい役者さんですね。
Psknsxgmiho
Psknsxgmiho
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はつり屋のケンタとジュンは、日々の閉塞感にうんざりしていた。
ブスで馬鹿で腋臭のカヨちゃんは、ただ愛されたいだけだった。

『ゲルマニウムの夜』の監督作品ゆえに、かなり身構えて観ていたのだが、かなり分かり易いストーリー展開には、逆に拍子抜けしていたら…。
やっぱり最後はよ〜解らん(苦笑)
何であんな展開にしたのかな?
一応作品中に「海の向こうには何が有る?」との会話はしていたが。
いや、海云々は解るところが在る。
日常の閉塞感。何も変わらない現実。この現状を打破する為には“ぶっ壊す”しか無い。
若者に在る、或る種の焦りみたいな物は巧く表現されていた。
それだけに、「そんな物持ち出さんでも…」と言ったところ。
まさか、松田優作のDNAを受け継いでいるからか?だったらそんな阿呆な(苦笑)

松田翔太と高良健吾。共に今時の無気力な若者像を分かり易く表現している。
今回安藤サクラは、完全なる汚れキャラ。『俺たちに明日はないッス』や、『すべては海になる』等、最近は専らこの手のキャラクターにはなくてはならない存在になりつつ在る。
新井浩文がいつも通りに嫌な野郎を演じれば、カメオ出演の多部未華子ちゃんは、まさかのキャバ嬢役で驚かす。

友人役で柄本佑が登場した際の、母親役洞口依子との関係や、施設の人達との関わり。小林薫が面倒を見ている土佐犬のエピソード等も、この2人が於かれている社会との関係性を反映しているのでしょうが、観ていてもあまりぴんとは来なかったのが本音。

これは好き嫌いが別れる作品ですね。バイクに乗る直前での、○れてるのに大○の場面も含めて。
エンディングでスタッフの表記にて、《はつり指導》と在りちょっと笑う(苦笑)

(2010年6月13日新宿ピカデリー/スクリーン8)
Ohminssxgpk
Ohminssxgpk
素晴らしいブスっぷり。しゃべりかた、行動、服装、表情、セックスのリアクション、全てが百点満点。
Noskmghxpsi
Noskmghxpsi
久しぶりにこんなに深く自分の感情に突き刺さる映画を観た。

観た後、すぐに消化できるわけではないけど、ずっしりとくるものがあった。

でも、今、こういう時代にこの映画を観ることができてよかったと思う。

今、自分が感じている閉塞感とか、抜け出したいもの、壊したいもの、立ち向かっていきたいもの、たくさんあるけど、そう簡単にはいかない。それでも、希望を抱きたい。壊しても壊れないものがあるのかもしれないけど、何事も自分自身で納得いくまでやってみて見いだせることこそが大切なんだと感じた。

この映画の細かいこととかはよくわからないけど、何か深く感じられる、そしてそれが心に残る、そんな映画だった。