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「一年之初」「ヤンヤン」のチェン・ヨウチエ監督が5年ぶりにメガホンをとり、亡き同性パートナーの家族を守るため罪を背負う青年の姿を通して、血のつながりを越えた家族の絆を描いたヒューマンドラマ。老婦シウユーとその孫ヨウユーの面倒をひとりで見る青年ジエンイー。ただの間借り人であるはずの彼が2人に尽くすのは、今は亡き同性パートナーの家族だからだ。ところがある日、シウユーが急死してしまい、その死因を巡ってジエンイーは周囲から不審の目で見られるように。警察の捜査によって不利な証拠が次々と発見され、ジエンイーはついに罪を認めてしまう。それはすべて、大切な“家族”を守りたい一心で選択したことだった。主人公ジエンイーを「一年之初」にも出演したモー・ズーイー、シウユーを台湾のベテラン女優チェン・シューファンが演じ、2020年・第57回金馬奨で最優秀主演男優賞と最優秀助演女優賞をそれぞれ受賞した。

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親愛なる君へ Comments (17)

Hmskpixgosn
Hmskpixgosn
いろいろな偶然が積み重なった結果と妬み嫉妬などの悪感情が合わさった結果…

弟さんも悪い人じゃないのだろうけどダメなやつよね。こうゆう手合いが一番タチ悪い。
子供が一番の被害者かな…上海で苦労しなきゃイイけど。
Sghpismknxo
Sghpismknxo
122本目。
昨日同様、そっち系かとは思ったけど否定してる訳じゃない。
タイトルとは裏腹な流れで、きな臭さを感じたりするけど、異性とは違うのか?重さと言うか深さと言うか。
でも2日連続で似た様な感じで、食傷気味。
そうじゃなければなと。
この後、もう1本観たかったけど、まあいい席空いてない。
消化不良な1日か。
Ihmnsgspkox
Ihmnsgspkox
二日連続台湾映画鑑賞。台湾で数々の賞を受賞した本作は、亡き同性パートナーの家族への極限の愛を描いています。
泣けるだけでなく、考えさせられる名作です。
Ishmgoksxpn
Ishmgoksxpn
ゲイは正常ではないという前提があるような気がする
それででも私は理解してますよ的なところがあわない
R18になる場面も不要
子供は最後のところを含めよかった
邦題もtenantであることに意味があると思うのだが、親愛なる賃借人では間が抜けた感じで仕方ないか
Tnouohncrt
Tnouohncrt
ネタバレ! クリックして本文を読む
ー 岳人であれば、死地を共に潜り抜けた友は、一生の友になる事は知っている筈。
哀しいけれど、その逆も同様で、”一生の心の友”になるのである・・。ー

◆感想

・冒頭、ジエンイーは刑務所に入っており、裁判所で裁判官から尋問を受けている。
暗転・・。

・老婦・シウユーとその孫、ヨウユーの面倒を一人で見る青年ジエンイー。
正月の御馳走を作るも、中国から一時帰国しているシウユーの息子リーガンを含めた3人は卓を囲むが、ジエンイーは独り上階の部屋に上がっていく・・。
ー 何かが、ジエンイーをこの家に留めている事が、類推できる。そして、徐々に明らかになるジエンイーと彼らの関係性。物語は静やかに進む。ー

・老婦・シウユーは糖尿病を患っており、その影響で片足が壊死し始めている。
苦痛に悲鳴を上げるシウユーに対し、ジエンイーは献身的に介護する。
だが、シウユーはジエンイーに対し、下僕の様に接する。
”あの出来事は、忘れない・・”と言う言葉と共に・・。

・幼きヨウユーの両親はいない・・。
ー この後、徐々に明らかになるジエンイーとシウユーの長男リエンイーとの関係性と、彼らの間に起こってしまった事が描かれる。
台湾は、平地のイメージがあるが、劇中描かれているように、雲海を下に見下ろす山々がそびえる国なのである。ー

□リエンイーの末期の言葉”ヨウユーを頼む・・”と言う言葉を、自らの愚かしき行為のためリエンイーの家庭を崩壊させてしまった事に悔いを持つジエンイーの、健気な姿が切ない・・・。

・ヨウユーが、ジエンイーが”痛み止め”のために、身体の関係を持った男から手に入れた非合法のクスリ(アヘンかなあ・・。)を老婆・シウユーの願いで何粒も飲ませてしまう・・。
ー ジエンイーが、ヨウユー及び愛した男の家族を守るために、罪を被ろうとする姿・・。ー

・ピアノ教師でもある、ジエンイーが作曲中にヨウユーに”ここは翼が良いよ”と言われるシーンの、ラストとの連関性も良い。
そして、ジエンイーがゲイである事や、検察にシウユーの死との関連性を問われている事実が公表された時の、世間の静だが、ジエンイーへの見方が微妙に変わる描き方も上手い。

・そして、ジエンイーはヨウユーに隠していたヨウユーの父リエンイーとの関係性を、ヨウユーのノートに記す、”パパ2号より”と言う言葉と共に・・。

<ジエンイーの全ての疑惑が晴れるも、養子にしていたヨウユーは、中国に住むリーガンに引き取られている。
ある日、ヨウユーから届いたモノ。そこには、ヨウユーが奏でる拙いが美しいピアノ曲と、ヨウユーが”パパ2号”を励ます言葉であった。
じんわりと、心に響くラストシーンであった。>