Search 長ぐつをはいたネコと9つの命 result, Total 291454 (take 0.001936 seconds).

2 years ago
ナチスによる大量虐殺を描いた映画は数多い。が、本作のような作品に触れると、その一つ一つに事情の異なる惨劇が刻まれていることに胸えぐられる思いがする。例えばこの映画の舞台はノルウェーで、当地には当地特有の、今なお禍根を残す事情が刻まれている。ここにはナチス侵攻後、手先となってユダヤ人政策を推し進めた秘密警察の存在があった。すなわち同国民の手によって多くの人が収...
3 years ago
アメリカの貧困層の現実を移民の目から上手く描いた作品だ。実際の姉妹を配役として起用していることもリアリティを増している。『E.T.』を見事にストーリーの中に取り入れて、奇跡に対する信心深さもテーマとしていたようだ。 物語は10歳の娘クリスティンの目を通して描かれるのだが、「三つの願いごと」を奇跡のごとく扱って一家を幸せに導いていく。三つの願いごとというテー...
3 years ago
お伽話の「出来すぎ」「綺麗事」みたいなものへのアンチテーゼとなってるシュレックシリーズの集大成。 シュレックの世界では 主人公は美男美女じゃなく化け物だし、 王子様は張りぼての馬で劇に出てるし、 長靴を掃いたネコは上目遣いで見つめてきて楽しようとするし、 クッキーマンはすぐ割れるし、 ピノキオは嘘つきのままだし、 お姫様たちは性格悪いし、 などなどほんとに大...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 好きな人が多いのは承知しているが、自分は『トイ・ストーリー3』が苦手だった。理由はいくつかあるのだけれど、あの大団円をハッピーエンドと思えなかったことが大きい。オモチャの決して明るくない将来像についてはこれまでも触れてきたのに、新しい持ち主が見つかってめでたしめでたしというのは、問題の先送りにしか思えなかったのだ。 だか...
2 years ago
シンポジウム試写会にて鑑賞。 1944年、ヒトラーによる「パリ破壊」を命じられたコルティッツ将軍と、愛するパリを守るスウェーデン総領事ノルドリンクとの多くの命をかけた外交物語。 まるでひとつの絵画のような美しい街・パリを愛する気持ちは同じだというのに、二人がそれぞれ背負う命の重さも、立場も、使命も全部違う。 その端々にせまる緊張感が83分という短さを、...

xprugs review on 21ブリッジ.

3 years ago
映画はどこを山場に持ってくるかで決まるとおもっています。 この作品は山場が二つ作れたかなとおもいます。 一つ目の山場を引っ張り過ぎてしまい、 二つ目の山場を作れずに尻すぼんだ感じにまとまっていたと感じました。 個人的には二つ目の山場をメインに持ってきて欲しかったなと😅 銃撃戦はスリリングで楽しめましたし、最後まであっという間てした^ - ^
3 years ago
映画「帰ってきたヒトラー」にこの作品のシーンがパクられている(パロディ)、またその他かなりのパロディーが創られているということは、それだけこれを観た観客が多いということなのだろう。 ソ連のベルリン侵攻がえげつないなーというのと、すぐ自決に奔るのは日本と似ているとは思った。 ゲッペルス一家は悲惨だが、ゲッペルス自身が破滅を望んでいたのだろうな。
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 高畑勲 版の映画「かぐや姫の物語(2013年)」を視聴したので、続いて、市川崑 版の映画「竹取物語(1987年)」を視聴しました。 オリジナルの奇譚「竹取物語」との大きな変更点は、 (い)オリジナルは かぐや姫に対しての求婚者は“五人”でしたが、求婚者が“三人”になりました。 ここは、物語が冗長になってしまう(無駄に長く...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 文太がヒロインの連れ子の関心を引くために飛行機の模型を作るところが涙ぐましい。 黒沢年男がルー大柴のように英語で話していたのが面白かった。やたらとすぐに殴り合いをするけどケロッとしているところがすがすがしい。このような美意識はいつごろから日本からなくなったのだろう。 クライマックスは病人をタクシーで運んだ方が早かったの...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 水族館でサメに襲われそうになったり、葬式のパレードで高下駄をはいて2階の敵を蹴ったりと、今回も身を張ったアクションを展開するジャッキーだったが、雪山で薄着なところが一番つらそうだった。手袋がないのもつらい。 アザラシの帽子やペンギンの着ぐるみ、コアラのパンツなどキュートな面も見られた。
3 years ago
妻グレイスの戦死を知り、激しく動揺しその死を受け入れられないスタンリー。ドーンとハイディというふたりの娘には母の死を知らせず、思い立ったように車での旅に出る。 スタンリーの揺らぐ心と、冷静な目で父を見つめるハイディ、無邪気さでこの映画の救いとなりうるドーン。 三人のキャラクターが層のようになっていて、この映画の厚み・深みを構成しているようだ。 娘たちがピ...
2 years ago
地元富山出身在住の新人監督に主演新人女優という、地元ウケしかしなそうな要素満載の映画(^-^*) その新人の監督が息子の友達という縁で先行上映(舞台挨拶付き)を見に行った。 というわけで、映画そのものに対する期待値は決して高くはなかったのだが… 思ってたよりずっと良かった。 おそらく多くの観客からは「テンポが悪い」と評されるだろうな、と思うほど、1つ1...
3 years ago
とにかくハートフルなストーリーで良くも悪くも毒がない。脚本がM・ナイト・シャマランということで意外な反面、最近の駄作のルーツを見る思いもしました。 この手のSFチックな話には、お約束ごとが多くて困ります。 なんでネズミが話せるの?どうして、孤児院にネズミがいて、養子をもらいに行ったリトル家のパバやママは、ペットとしてでなく、正式なわが子として引き取るのか、全...
3 years ago
とても、悲しい。格式ある政治雑誌記者による記事の捏造事件。つかないでいい嘘をついて、人のせいにして、1番苦しいのは自分。 自分も騙すほどの嘘を、つかなくてもいい嘘を、ついて、苦しい気持ちを少しでも持ったことある人が観たら、とても悲しくて、ずっしりくる映画になると思います。スティーブが編集長にひとりにしないでくれと言うシーンは苦しすぎておえええとなりました。
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 宇宙生物侵略ものなホラー。 予告編どおり、隕石と共に落ちてきた怪物(可視光生命体)が、落下地点の主人公の家周辺の生態系を汚染して、生物を発狂させつつ生命力を吸収していくのだが… 宇宙怪物だけに、人間が理解できる思考や行動パターンはなく、ただただ侵食していく。 怪物の強い光に生物が当たると、強い放射線で火傷したみたいに、身...
3 years ago
シャルニエを捕らえるんだ!と、かなり執拗なまでに追いかけるポパイ。やはりラスト20分の追跡劇がすごい。いくつものカメラから複数の刑事たちを追った目線。フラフラになりながらも混んでる車をかいくぐってシャルニエを追う。ジーン・ハックマンのハゲが目立つ・・・

Spmgskonhxi review on ポルト.

2 years ago
ポルトガル第二の都市、ポルトを舞台にしたラブストーリーだ。およそ世界の99.9999%の人にはどうでもいいけれど、本人たちにとってはかけがえのない運命の一夜を、いくつかの時間軸や映像スタイルを交叉させながら描いている。とても大切な切なくて美しい話だと感じる人も、お前らのことはどうでもいいわ!と思う人もいるのではないだろうか。 ただし、ストーリーだけを抽出し...
3 years ago
ギャレットがテリーサの家でベッドをともにしたとき、自分の流したビンを見つける。それまでの1時間半がダラダラ進み、それほど面白さが感じられなかった。 失うことで愛の尊さを知るといった永遠の命題のような・・・ごく普通のラブ・ストーリー。海に立つ彼女はまた次のボトルを待つのだろうか・・・
3 years ago
徹頭徹尾、バカ! だがしかし、バカと言っても悪い意味ではない。この映画のスタッフとキャストは、観客に喜んでもらえるよう、バカバカしいことを真剣に追求しているからだ。その姿勢が素晴らしいじゃないか。つまり、清く正しいバカ映画なのである。 だがしかし、バカバカしいだけで終わらせず、ちょっとホロリとさせるようなエピソードを交えつつ、物語の緩急をつけてるあたりが...
3 years ago
ストーリーはそんなに捻られてない、わりとシンプルな進行なのにとても印象に残った作品。 余命少ない2人の男が海に向かうって2人とも会ったばかりなのに深い友情ができて薬をもらう為に嫌いな銃を相手につきつけるシーンなんかはぐっときた。 マフィアのボスがとても優しいのが印象的。 もしこれが拷問シーンとかになったらこの映画はだいぶイメージが変わっただろう。 ラストシー...