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1 year ago
前作のエンディングでもちらっとありましたが、椎名桔平の狂犬っぷりがエグい。いや、まじでエグい。盛りのついた犬。 酒屋で浪人を仕留めようとしていた豊悦の気迫迫る顔も素敵。 全体的にストーリーも映像も暗く陰鬱なんだけど、ライトに観られたのはこういうところがあるからなんだろうな。 そしてこれ大事!劇場の灯りが灯りだすまで立ってはならない。

iuziiw review on SHINOBI.

3 years ago
ストーリーはわりとベタで先が読めるが、各キャラクターのヴィジュアルや雰囲気、佇まいが美しい。二つの忍びの里の間にある因縁と避けられぬ戦、ロミジュリ的禁断の恋が描かれている。 里によってキャラクターの方向性がある程度決まっていて、片や本能的、片や頭脳的な印象。 (私は個人的に長髪キャラが好きなので天膳と夜叉丸にやられた……。) キャストもなかなか豪華だが、如何...
3 years ago
カミさんに誘われて観たのだが、「てんでハッピーになれないんだよ」としか言いようが無い。まだ「ジョーカー」の方が後半の盛り上がりがある分マシである。良い映画なのだが、エンディングがダメダメダメダメダメ。彼が車を走らせずに降りるところで終わっていればまだよしとするのだが。映画は娯楽ではないのか?勤労意欲を削ぐ映画で良いのか?
2 years ago
モノクロ映画ながら、灯台の光の美しさに惹かれる映画だ。 文明や社会から孤立してしまった不毛の島で、泥に塗れて灯台守をする様は、言い方は悪いが、電灯に吸い寄せられて飛び交う羽虫のようだと思った。 隔絶された世界で、動くのは崖の下の海の波形だけで、聞こえる声はないはずで、働く理由は与えられず、灯台はただ美しい。 遠目には美しかった光は、近づくと目を焼くほどの強烈...
3 years ago
初のチャップリン&サイレント映画。 慣れないので初めはどう観たらいいのか…戸惑いまくり。とりあえず観ていたら違和感を忘れてました。花売りの女性が登場してからは、流れが掴めるしおもしろくなるので、とりあえずそこまで観て欲しい! 笑わされるというより自分の想像力を掻き立てて笑うところが、今までにはない最大の魅力! 笑いだけでなく、チャップリンの人情味溢れるとこ...
3 years ago
戦後暫くして封切りされた映画。私の子供の頃この映画がヒットし誰もが歌っていたような記憶がある。夫婦の普通さがとても良いし、よく描けている。転勤また転勤の灯台暮らし。また人生の喜怒哀楽もある。さらに戦争が影を落とすが灯台守の暮らしは一定である。主役の二人が分かり易くとても感情移入できる。清々しい映画に仕上がっている。

Saaofgmnhu review on ポルト.

2 years ago
街はきれいなのだがね。 ようするに、よくモテる女はゆきずりの恋だと楽しんだ。 女っ気のない男は運命の恋だとのめり込んだ。 それだけの話か。 男に素っ気なくなるなら、「引越しの手伝いのお礼として一晩相手をしてあげただけよ」と言ってくれた方がいいわ。 最後に「to Anton」のクレジットがあり、あれ?と思ったら、主役のアントン・イェルチンは交通事故で亡くなっ...

gkjteby review on 巴里祭.

2 years ago
日本のクラシック映画のお手本はここにあったのかと思うようなオープニングの歌声とタイトルバック。笑いあり涙あり。出演者も魅力的な巴里の香り溢れる素敵なラブストーリーだった。ラストも印象的。

magjoet review on 紅夢.

3 years ago
1920年代中国の素封家に第4夫人として嫁いだ19歳の女、スンリェン(コン・リー:当たり前だが、2020年現在当時の資料を観ると若くて美しい。大女優になる素養は外見及び、「紅いコーリャン」や本作の演技を観ても充分あったのだ。日本でも、”中国の山口百恵”と言われていた・・。) 父の急死により親子ほど年の離れた素封家の男に嫁いだスンリェン。壮大な屋敷は立派な構...
3 years ago
よくあるプレイボーイがほんとうの愛に気づく物語。 ただそれだけの物語。 ほんとうにそれだけの物語。
2 years ago
「 「世間」それとは違う真実 馴れ合いの世の中 ボブ・デュランやローリングストーンズがそうであったように そしてブルーハーツのような 狩撫麻礼が永遠に追い求めたものは 天国であり地獄であり桃源郷であり奈落の底であるのだと人に産まれた業なのだと思います
3 years ago
アイルランドの若者(ライアン・オニール)がイングランドにやってきて決闘騒動に巻き込まれ、入隊しドイツへ。 脱走するがプロセインの将校に見つかり、命を助けたことから可愛がられる。 アイルランドのスパイの監視を命じられるが・・・。 数回あるろうそくの灯りだけで撮られたシーンは効果的。
3 years ago
ナンバリングタイトルだけれども、前作との繋がりはなかったのね。 前作ほどの面白さはなかった。まず、ストーリー展開が、イマイチ。起承転結があやふやというか、いきなりさらわれて、「ガルーダの翼峰」に受け入れられて、そこでの修行が永遠と続く。展開も細切れの短編が連なっている印象だった。物語の盛り上がりに欠けるまま、終わってしまったな。終わり方もよく分からなかった。...
3 years ago
谷崎作品は『痴人の愛』しか読んだことがないのですが、さすが耽美主義と言われるだけあり、映画も美しかったので、原作も読みたくなりました。私は、生まれも育ちも関東なので、船場文化や家のあった場所の特別性が良く分からず、残念でした。関西の方の方がより楽しめそうですね。 フィルムの中の紅葉や着物、提灯の色彩が日本の文化の美しさを象徴しているようでした。現代の邦画を...
2 years ago
NHK教育テレビで何度観たことか。 宝塚のミュージカルとは違い、下町のヨタっとした街並みに、さほど男前が活躍するわけでもないのに歌だけが今だに触りはフランス語で歌えるあたし。この映画の良さは主題歌につきるんだろう。 あの街並みがセットというのもすごいね。 これから「巴里祭」を続けてみると、ポーラ、あのポーラが町にまみれてあんな女になるのだね。
3 years ago
なかなか良かったです。 チャップリンの「街の灯」をベースにしているだけあって大まかな物語は「街の灯」のままです。 吉高由里子は演技と素の部分がだんだん曖昧になってきていると思うけど、可愛いから別に良い。 横浜流星の演技はまだ雰囲気で演技しているのがわかるからまだまだだと思うけど、目がギラギラしているのが良かった。 ただ、悪役が悪役だけで終わったのが気に入らな...
3 years ago
文革への反省とかって、そんなものは全く感じられない。戦後の日本における綴り方授業と一緒なんだと思えるだけで、特に映像が綺麗な作品。特にローソクを灯しながらの授業や、帰宅時の紅く燃えるような夕暮れがいい。
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 彼女の事をよく知らない。 だけど、最後の曲は良かった。 あの曲に全てを集約させるために作られた脚本のようだった。ずっと縛られていた呪いを祝福に変えたとでも言おうか…それまでの彼女は散々だった。 周囲からのリスペクトと引き合いもあるものの、常に彼女のプライドが邪魔をする。 そのプライドが生み出す寂しさというか…厄介なスパ...
2 years ago
まず冒頭から、音響がもう不吉さを煽る。やたらと鳴り響く霧笛の音やらカモメの鳴き声やら灯台の機械音やら、不協和音のオンパレード。その音に呼応するかのように、二人の灯台守もおかしな事になっていく。 ウィレム・デフォーとロバート・パティンソンの、実質二人だけの対話劇だが、観る前はキレキレ演技に定評あるデフォーの独壇場になるかと思いきや…というあたりがポイント。正直...
3 years ago
映像の作り込みに圧巻。キューブリックが映像の魔術師なのは百も承知でいたつもりだけれども、この映画の世界観の作り込みは狂気の沙汰、まさに圧巻の一言。 ロウソクの灯りのみで撮られたシーンや、絵画をそのままトレースしたようなシーンなどなど、一見の価値ありです!