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バッド・マイロ! Comments (7)
くだらな過ぎるから、余程おバカ映画好きでないと、鑑賞後に損した気分になりそう。
悪乗りやスカしたおふざけじゃなくて、いい歳した大人達が(仕事とは言え)真剣にふざけてるのが面白い、特に最後のパパの顔…。
ストレスを溜め込み過ぎると、あんな化物が体内で育たなくとも、病と隣り合わせな部分もあるから、心身ともに休める時には、ゆっくり休息したり・発散したりする事は大切…なんて、真面目な感想書いちゃった。
何事も「ほどほどに」が、一番良いのかもね。
ごく平凡なサラリーマンの腸内にストレスのためできた腫瘍がモンスターとなり、原因となる相手を次々と殺害するというモンスター系ホラーコメディ。
奇想天外なストーリーであまり期待はせずに鑑賞しましたが、予想以上に楽しめた。
仕事での上司からの嫌味や若すぎる男と付き合っている母親、変人の父親に、妻との間の子供に関する問題と、主人公・ダンカンは頭を悩ませる問題の数々に耐えきれずストレスが限界に。強烈な腹痛に耐えきれず気を失ってしまう。と同時に身近な人々が惨殺されていく。という展開。
序盤はストレスを緩和するために行動を起こしていくのだが、それが余計に彼の中でストレスを溜めてしまうという負のループに。マイロが自分の中の負の部分であり、一部であるということにすらダンカン自身がストレスを感じてしまっているのでは?思ってしまった。これではストレスから抜け出せずマイロも居なくなることはない。中盤以降はマイロの存在と父親との関係も明かされていくのだが、これも正直予想がつく展開だ。
結局些細なことでストレスを溜めてしまい、その度にマイロが出て人を傷つける。それがまたストレスに……。という終わらないストレスのループが出来上がってしまう様子が元も子もない。だが、この作品はその様子をコメディタッチ色に描いており、どこか可愛らしさのあるマイロのキャラクターも相まって観る者に謎の癒しを与えてくれる。凶暴化したマイロとのギャップや少々のグロ描写がいい塩梅となっているのは見どころのひとつと言えるだろう。
本作はR15+指定。さほど強い暴力的な描写などは目立たないのだが、下品で汚い表現が多々ある。その点は注意が必要かもしれない。
ストレスたまってそれが具現化されてミニ怪物になって尻の穴から出て来ちゃうなんて…おまけに出っぱなしでなくハウスよろしく必ず帰還。出入りに激痛共なうっていうのがまた笑える。
登場人物もホラーコメディらしくゆるい人ばかり。セラピーもドクターも笑えます。
殺人シーンは血を撒き散らすけどズバリな描写はないから安心してみれますよ。
途中からオチがわかっちゃうけど短い映画だから引っ張ってもしょうがないし。
能天気にみましょう。
過度なストレスにより、腸内に腫瘍(ポリープ?)ができた主人公ダンカン(ケン・マリーノ)。日々トイレで、意識を失うくらいの痛みと闘っています。多分、疣痔なのかな?
その腫瘍が、マイロなんです。まさかの疣痔の擬人化です!
ダンカンがストレスを感じる相手を、マイロがお尻から飛び出して殺しに行くんです。なんかフガフガ言いながら(笑)
そう!"バスケット・ケース"のベリアルお兄ちゃんですよ。子供の頃に観て、ベリアルお兄ちゃんの吐き出すことができない壮大な性欲に、どん引きしたものですよ。
マイロが出てる時は、ダンカンは意識を失ってるんですよ。で、マイロは腫瘍だから腸内に住まなくてはいけないので、殺人が終了したらお尻から戻って行くんです。
勿論、出て来るとこがアレなので、う○こまみれです。もー。
本作を観ると、何回も「もー(失笑)」てなります。
このマイロの大きさが、子犬くらいあるんですよ。一度ダンカンの意識がある時に、マイロが戻るシーンがあるんですが、もう、なんだろう、うわーってなる(語彙力なくてすみません)。
でもこのマイロは可愛くて、ダンカンのことを「パパー!」って呼ぶんですよ!
しかも嫉妬深いから、例え奥さんであってもパパのダンカンと仲良くするのは許せない!マジ殺す!ってなる。
そして、パパに添い寝強要です。
まぁ、目がくりくりして可愛くはあるんだけど、きっと臭いだろうからな-。もー、やだなー。
しかもこの疣痔擬人化は、ダンカンの父親もだったんです。
そう!like father like son ですね!ね!?SWにも通じるテーマですね!?
てか、なんか「なんやねん」って、眉間に皺を寄せて観てると、急にセラピスト役で名優"ピーター・ストーメア"が出て来るので、びくってしてしまいます。
あの、気を抜かないで!
主人公のストレスがたまると体内から異物(汚物?)が出てきてそのストレッサーを排除するというのは面白い。