ポストマン・ブルース

6.5/10
Total 14 reviews
Runtime   110分
Language   日本語
Area   日本
Written   SABU
In Theaters   Aug,16 1997
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ポストマン・ブルース Plot

自分の意志とは関係のないところで犯罪事件に巻き込まれてしまうひとりの郵便配達員の姿を描いたコメディ。監督・脚本は「弾丸ランナー」のサブ。撮影を「弾丸ランナー」の栗山修司が担当している。主演はやはり「弾丸ランナー」の堤真一。スーパー16ミリからのブローアップ。

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ポストマン・ブルース Comments (6)

Gnxsmpkiosh
Gnxsmpkiosh
大杉漣の出身地で、出演映画の鑑賞会がありそこで鑑賞。

キャストも良くて、楽しめたがエンドロール時に映写ミスがあり、その場にいたサブ監督が怒った(笑)
gwyixs
gwyixs
たくさん出て来る映画。
伊勢佐木モール、日ノ出町駅周辺、野毛等。
はっきり言えば、『弾丸ランナー』の方が良かった。
恋愛絡まなきゃ面白かったと思うから、星3つ。
ppkjtw
ppkjtw
コメディなんだが、笑えない警察の実態が有りのままに描かれているのでやりきれない。
いくら捜査手法が近代的になろうとも使う人間が悪ければ進歩はない。
今も昔も見込み捜査は無くならない。
罪が重ければ重いほど冤罪の可能性が高い。
映画のような例が無いとみんなは思うだろうが、今でも有るのである。
警察組織はカーストみたいな人事制度なので、こんな弊害が出てくる。
現実は映画よりも奇なり!

ところで、堤真一と大杉漣はイマイチ個性が形成過程なので不完全燃焼の感じはするが、揃い踏みが観れたという面では貴重な作品と言えるだろう。

堤真一のシャツがいつも白く綺麗で皺一つ無いとか、いろんな違和感があるので、もう少し細かい描写が出来れば、レアリティに迫力が出たのではと思うのだが。
myegvym
myegvym
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野口に再会したとき、彼は自分で小指を切り落としていた。ヤクザはいいぞ!といったこと以外、たいした会話もなく、沢木は帰宅する。残した郵便物をそのまま持ち帰り、金をおろし忘れたからといって、人の現金書留に手を付けたり、人の手紙を読んだりと、かなり不良の郵便配達員。そして、野口は配達カバンにこっそりブツを忍び込ませ、警察は沢木を運び屋としてマークしていたのだった。

病院では末期がんの小夜子と出会い文通を始め、殺し屋ジョー(大杉)とも出会い交流を深める。このジョー、全国殺し屋選手権大会に出場したが、癌に冒されていて、そのため結果が来るのが心配であった。大会に参加していたリオンというジャン・レノの物真似風の男に笑った。

組に差し出さないと殺されるという、野口の切り落とした指が郵便カバンの中に入っていて、ジョーへの合格通知書に張り付いていた。気付いた沢木はジョーのため、野口のために奔走する。郵便屋らしいことを何もしてこなかった沢木だったが、この二人には感謝される。そして、小夜子に逢うため病院へ向かうが、警察の勘違いにより彼は連続バラバラ殺人犯として指名手配され、病院の前には狙撃犯も含めた警官隊が待ち構えていた・・・

ブラックコメディというより、警察による不条理の世界を描いた作品。笑えるところは数多くあれど、ラストは決して笑えない。クライマックスでの疾走感はサブ監督特有の持ち味であるが、堀部、大杉と傷ついた者が堤を助けようと自転車をこぎ続けるのは痛々しいほど。それでも警察に追われていることすら全く知らない能天気な堤真一は警官隊に自転車で突っ込んで行くのだ。

33歳にして淡い恋心を持った沢木。ジョーと殺し屋ブリジット・ランとの関係も良かったが、死期が迫っている人間じゃないと、ここまで出来ないんだろうな。まぁ、野口の場合はヤクザの人情や義理といった雰囲気だったが。そっと小夜子が手を差し伸べて歩いていくシーンで終わりになるのだが、彼女はとっくに死んでいたということか・・・虚しいぞ。アイデア一発勝負のプロット。
Niiipipkpn
Niiipipkpn
個人的に映画というものを好きになったきっかけの映画。