ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
プロット
アメリカ
Aug,30 2019 In Theaters
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
プロット
アメリカ
Oct,06 1984 In Theaters
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海
プロット
中国
Oct,22 2021 In Theaters
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱
プロット
香港
Sep,01 1993 In Theaters
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 アイアン・モンキー
プロット
香港・台湾合作
Feb,10 1996 In Theaters
ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出
プロット
アメリカ
Dec,15 2023 In Theaters
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト Comments (20)
超有名作品なんで観とこうかなっと思って観賞しました。いやー、濃かったです。登場人物が。
もうずーっと濃い顔の俳優さんのドヤ顔アップが多すぎて多すぎて胃もたれ消化不良気味になってしまいました。西部劇なんで多少は仕方ないにせよ、個人的にはもうちょい薄味の方が好みです。
序盤からワケわかんないのが最後にスッキリするのは良い作りだと思うのですが、スッキリするまでも長いので途中で脱落する人も多いのでは?
タランティーノ監督が絶賛しているのはなんか納得です。一時代はメインストリームにあったかも知れないマカロニ・ウエスタンですが、現代だと映画マニア向けで一般ライト層が楽しめる代物ではなかったですね。
元の邦題は「ウェスタン」だが、まさか映画館でやるとは思わなかったので、昨年DVDで観てしまったので、今回は2度目の鑑賞だが、やはり映画館で観るべき作品。
冒頭からかなりのスローペースで、人物の顔のクローズアップの多用や長回しなど、レオーネ節満載。
この映画の凄いところは、主な登場人物のキャラが立っていること。ハーモニカ(チャールズ・ブロンソン)、ジル(クラウディア・カルディナーレ)、シャイアン(ジェイスン・ロバーズ)、そして「荒野の決闘」とは真逆の悪役、ヘンリー・フォンダ演じるフランク。4人が全員主人公であり、ならず者がガンファイトを繰り広げた西部劇の不毛な大地にいよいよ鉄道が通るという、フロンティアの終焉を時代背景とした、富や野望への欲と執念に彩られた人間模様。「ウェスタン」という単純な旧邦題が逆に的確に物語っていた、レオーネからの西部劇への「挽歌」であり、映画ファン必見の傑作と言えよう。
最後になるが、実はこの映画の一番優れているのは、音楽である。モーリス・ジャール、ミシェル・ルグラン、ジョン・ウィリアムズと並んで、勝手に4大映画音楽作曲家と私が呼んでいる、エンニオ・モリコーネの、「ニュー・シネマ・パラダイス」「ペイネ 愛の世界旅行」と並ぶ最高クラスの傑作スコアである。映画全編がモリコーネ節 で彩られ、西部劇の挽歌を甘美なまでに奏でる。まさに、映画芸術の極致である。
なお、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」もそうだが、レオーネは結構ミステリタッチというか、思わせぶりな筆致を用いることがあり、感興を増している。
冒頭、列車到着を待つ数分間からすでに圧倒的だ。静かに、コミカルに、そして詩情たっぷりに描き尽くすこのシークエンスに、これまでレオーネ作品を、いや西部劇そのものを観たことのない人であっても、瞬時に魅了されてやまないはず。ブロンソンがハーモニカの音色とともに存在感を見せつけ、フォンダが絶妙な悪役ぶりを刻み、またカルディナーレが荒野に立つ女性の生き様を見事に体現。壮大なクライマックスには心のパノラマがぐっと開けていく感動を覚える。映画史に残る傑作であると同時に、できれば人生で何度もスクリーンで体感しておきたい、そうするにふさわしい一作だ。
おおいにやってのけたという感じでしょうか。
ショットのひとつ一つがバッチリ決まって美しいので観ているだけでうっとりとしてしまう。
それでいて軽薄なストーリーとお約束のドンパチ。
この食い合わせの妙、変な結晶みたいな作品でした。
おっさんの顔ズーム多用で最高でもありました。