蝉しぐれ Plot

市川染五郎、木村佳乃主演の人情時代劇。舞台は江戸時代の東北の小さな藩。15歳の文四郎は、下級武士の義父・助左衛門を手本に剣術と学問に励んでいたが、父が藩の世継ぎを巡る陰謀に巻き込まれて切腹を命じられ、文四郎の生活は激変する。原作は人気時代小説家、藤沢周平の同名小説。監督は「オルゴール」「英二」の黒土三男。黒土は原作に惚れ込んで15年もの間、映画化を熱望、03年のTV版の脚本を経て、遂に監督として映画化を実現。

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蝉しぐれ Comments (7)

cezgim
cezgim
総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )

静かに美しくそして物悲しく時が流れ、封建社会の厳しい身分制度の中で儚い愛が綴られる、情景豊かな作品である。そのような雰囲気には魅了される部分もある。日本の昔の風景美も良い。

しかし残念ながら物語があまりに飛び飛びになっており、場面がいきなり切り替わる。そのときには時間もかなり経過しているし、このようなことがあったと劇中で科白で説明するだけで済まされたりする。結果として場面場面のことも説明不足で、人物のことも描ききれていないから、二人の愛の深さに対して観ているこちらの感情移入も控えめとなる。お家騒動の物語に対しても、何が起きていてどのような人物が関わっているのか理解が浅くなる。

原作は未読だが、おそらくは原作の長い話を無理やり映画の時間枠の中に詰め込もうとして失敗しているのでは。せめて前後編にわけて二本制作するくらいの余裕がなければ、この物語を描くことは出来なかったのではないだろうか。
jtlydl
jtlydl
原作が良く映されている。庄内地方と思われる山野の風景が美しい。まだ、こんな風景があるんだ。
主人公にスポットライトをあてて、とりまく家族や事件を絡めていく展開が素晴らしい。下手くそなら、ちんけなメロドラマになってしまう。脚本が良いね。
ただ、木村佳乃がどうもしっくりこなかった。
vjnxeo
vjnxeo
誠実で美しい、そんな作品。

密やかに人を思い続けることの儚さと美しさ。

というか、染五郎さんがかっこよすぎるということ。
snahqvv
snahqvv
下級武士を主人公にした藤沢文学の映画化。期待して観た分落胆も大きい。黒土監督の真面目で丁寧な映像作りは認めるも、映画の表現力に新たな良さを見付けられず。前半の少年時代と後半の藩の抗争に活躍する青年期がほぼ同等に扱われているのが、作品全体の重量感を大きく殺いでいる。少年時代の若手二人の演技が未熟なのは仕方ないとして、演出でカバーしていないので余計に稚拙に見える。細かいカット割りでアップサイズを多用すべき。前半は緒形拳だけで持っているようなもの。後半は染五郎(七代目)と加藤武で何とか観れる。
映画の題材としては最適なものと想像するが、後半のウエイトが弱すぎる。
fwzcwm
fwzcwm
「お世継ぎ問題に、2代に渡って振り回された人々の話」。
以上。

というのも、どんな話で誰が出ているか。知らずに見たらめっちゃツボりました。俳優陣もあんな人こんな人・・・。豪華すぎる!。
びっくり驚きの連続。なのであれこれ書きたくない。

話の前半は、文四郎の青年期の話。やけに引っ張るなあと思ったら。
全部後半に繋がっている、序章だったんです。

後半になって、大人になった文四郎の話。
またもやお世継ぎ問題に巻き込まれ。
側室とそのお子を守るため立ち上がる。

前半で出てきた友人二人も、文四郎の一大事とあらばと同行する。
そんな友情物語もちょっと胸アツ。

殺陣の場面、文四郎は剣の練習はしているけど「人を切ったことがない」。えー!大丈夫なのか。とハラハラドキドキ。
友人も文四郎も、腰抜かしちゃんです。

だけど「大切な人を守るため」。昔からの宿敵を相手の、刀さばき。泣けた・・・。凄いよ、文四郎。

文四郎の「大切な人」。それが誰なのか。ネタバレしたくないので書きません。

そう、私の感想なんて見てないで、作品を見てほしい。
録画した私、グッジョブ!