血みどろの入江

6.5/10
Total 13 reviews
Runtime   86分
Language   No INformation
In Theaters   Jan,01 1900
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血みどろの入江 Plot

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血みどろの入江 Comments (3)

ouitahe
ouitahe
マリオ・バーヴァ監督初体験。
後々のスラッシャー映画に影響を与えたとされる作品を観ておきたくて、お勉強的なテンションで鑑賞。

入江の所有権を巡って色々な思惑が絡んだ結果、大量の死体が発生するストーリー。
誰が誰で何をしたいのかたまに混乱したけれど、人の欲望の力は強いなと改めて実感できる。
ありがちな殺人鬼モノではなく色んな人が色んな人を殺していく、恐怖は無いけどスリルのある作品だった。

なによりも死体の造形の強さと殺しのバリエーションの豊富さが楽しい。
串刺しに顔面真っ二つに首チョンパに死体にまとわりつくヌルヌルのタコに。祭りだな、楽しいな!

昔の映画独特のテンポでのめり込めはしなかったけれど、オチが強すぎるのでオールオッケー。

いやもう、ただひたすらにオチがやべえのよ。
「衝撃のラスト」を謳う作品はこの映画を見習って欲しい。なんかもう、これ以上の衝撃って無いのでは…?と思ってしまう。
ドロドロした欲や殺意よりも純粋さの方が恐ろしいのかも。こわやこわや。
rwdcrs
rwdcrs
ネタバレ! クリックして本文を読む
長い桟橋のある入江近くの屋敷に住む老夫妻。
車椅子の夫人が背後からロープで首を絞められ、梁に半宙吊りの形にされる。
車椅子を蹴り飛ばし、夫人の手による遺書めいた文書を机に置いた犯人。
しかし、その犯人も何者かによって鉈で切り殺されてしまう。
屋敷近くに暮らす在野の昆虫学者夫婦は「夫人は自殺、夫は行方不明」と噂されているというが・・・

といったところから始まる物語で、観客としては「夫が夫人を殺し、その夫が何者かに殺された」ということは知っているわけで、どういう話かしらん?と思っていると、とにかく出てくる人物が次から次へと殺されます。

この作品にインスパイアされたのが『13日の金曜日』だという解説がチラシにはあったので、その手の連続殺人・血まみれスラッシャー映画の先駆けといえます。

が、マリオ・バーヴァ自身も脚本に携わっており、ストーリー的には「連続殺人鬼による連続殺人」ではなく、「誰もがみんな狂っていき、連鎖反応的に殺人事件が連続する、いわば殺人連鎖」みたいなもの。
なので、後のスラッシャー映画とは物語の根本は違うのではないでしょうか。

登場人物を整理しておくと

屋敷の夫人:代々からの入江の所有者。
その夫(屋敷の主人):夫人と別れたがっている、また夫人所有の入江などの土地を金に換えたがっている。

夫妻の弁護士:入江を保養地として開発するために、手に入れたがっている。
弁護士の秘書:弁護士の愛人。弁護士の目論見を達するために屋敷の夫を誘惑する。

在野の昆虫学者:保養地として開発されると生態系が壊れ、昆虫がいなくなるので、屋敷の夫婦とは仲が悪い。
昆虫学者の妻:夫との仲はあまりよくない。

屋敷の主人の娘夫婦:屋敷の主人の前妻の子(らしい。夫人のことは母と呼んでいないので)。トレーラー暮らしで裕福でない。入り江の権利を手に入れたがっている。ふたりの子どもがいる。

入江近くの小屋に暮らす青年:屋敷の夫人が不倫の末に産んだ子。母を溺愛している。夫人亡き後の入江の正当な権利者。

都会からやって来た4人の男女:うちひとりの女性が入江で屋敷の主人の死体を発見する。

といった人物が、殺し合いをしていく終盤は、もうあっけにとられるというか何というか。

バーヴァ自身の唯一のお気に入り作品らしく、冒頭の入江のパン撮影や、素早いズームアップとの組み合わせなど、撮影技術が凝りに凝っています。
また、今回の上映素材は原盤の発色状態があまりよろしくないのですが、写真で見ると、陰影の濃いカラーで、撮影者としては、ほんとうに大満足のシーンだったのだと思います。

映画の出来という意味では『血ぬられた墓標』に軍配を上げますが、へんてこりんな面白さという意味では、この作品の方を上位にとります。
eoiqmc
eoiqmc
のもとネタ?満載な放題通りな作品だった。人間関係がかなり入り組んでてかなりサスペンスフルなに結末の持って行き感がアンバランス。殺人シーンも見応えあるけど音楽とのミスマッチが不思議…。