This site is a comprehensive movie website about movie posters, trailers, film reviews, news, reviews. We provide the latest and best movies and online film reviews, business cooperation or suggestions, please email us. (Copyright © 2017 - 2020 920MI)。EMAIL
座頭市海を渡る Comments (4)
たどり着いたのは殺した男の家で、経緯を聴いた妹(大楠道代)は市に切りかかる。
村を支配しようとする馬喰とずる賢い名主を相手に市は・・・。
誰かが手を引けば何も起きないのに。
・おー、田中邦衛だ、ちょっと何言ってっか分からない。市、相変わらずおにぎりの食い方が汚い。のスタート。
海を渡るって四国のことなのね、時代を感じた。でもこの橋、京都では?
・馬が切ない
仮にも兄を斬った男と…萎えるが、この女優さんがなかなか。こんな方いたのね、セクシー系もある模様、チェックチェック。
今度の敵は馬賊?農民もズルいぞ。哀れ安造。
BSフジ。
これまでの池広版座頭市はアクション全開。市が悪者を一網打尽にする。カメラが動く動く。そういう映画でした。「あばれ凧」では、まさかのホラーx時代劇をやってのけた。とにかく普通じゃない座頭市を撮るのが池広一夫。
本作もしかり。これまでの座頭市にはない、哲学的な座頭市となっていました。すごいとしか言いようがない。これまでのアクション演出、勝新太郎の一級品の殺陣に加えて、本作ではさらに、哲学的なテーマが融合され、非常に知的で社会的な映画になっている。
これまでの池広版座頭市が「技・体」だけのものであったと言うのであれば、本作で、正に「心・技・体」全てが揃ったと言っても過言ではないだろう。傑作だと思った。
・・・僕が、なんでここまで本作が好きになったかというと、本作は、正に「ダークナイト」で描かれていたテーマと、全く同じことを描いていたから。いやむしろダークナイトよりも優れているのでは?
座頭市のお約束(殺陣、ご飯、市とヒロインとの間のプラトニックな恋愛感情)を守りつつ、ダークナイト、仁義なき戦いを彷彿とさせる「社会的・哲学的」な要素があった。
「お前さん、死んで生きたんだよ」
クライマックスで言われるこの台詞に、全てが込められている。
テーマだけじゃなくて、敵の親玉が、すごく割腹の良い男に描かれているところなど、正に、ダークナイトのジョーカーだった。