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HOUSE ハウス Comments (19)
夢のある映像、ブラックユーモア
今思い出してもわくわくします
七人の侍と共に日本映画の最高傑作だと思います…
●斬新な映像表現
●ドラッギーな演出の数々
時間ができたので 目黒にて 映画おば
ちょうど良い時間帯で本作を上映
大林宣彦作品は粗方押さえているが
本作は初見 デビュー作かぁ
デビュー作ゆえ 粗削りなのだろうとは思ったが
なんのなんの
おふざけがすぎる感は否めないが
しっかりと娯楽として仕上がっている
大林ismがまだまだ足りないし
女学生の渾名
ネーミングセンスださださで
呼び合うたんびに ださっ ださっ と
脳内再生w
でも
これがまさしく大林宣彦の原点
そう思うと 凄いものを観ているんだと思う
しかし…
1977年に これを観た人の何人が 後に地域活性映画の元祖と言われる尾道三部作を作り上げるほどの 巨星になると思っただろうか
それほど ダサくチープな作品
しかし 大監督も初めはこうだったと 励みになる映画人は多いのではなかろうか
ただ とはいえ 基礎基本はしっかりした映画であることは付け加えておく
オシャレ以下、ファンタ(大場)、ガリ(松原)、クンフー(神保美喜)、マック(佐藤美恵子)、スウィート(宮子昌代)、メロディー(田中エリ子)の7人が羽臼家へと向かう。最初は、イタリア映画の音楽家である父(笹沢佐保)とともに軽井沢の別荘に行く予定だったオシャレは、父が新しいママ(鰐淵晴子)を紹介したために別荘行きを断念する。ファンタたちは憧れの東郷先生(尾崎紀世彦)と合宿(何の合宿だかさっぱりわからん)が中止になった・・・などという、どうでもいいプロローグがあったりする。
ホラーだとかコメディだとかジャンル分けされる今作であるが、カルト映画、実験映画、アイドル映画と言った方がわかりやすい。そんな中、当時流行っていたゴダイゴの歌やカメオを織り交ぜ、監督自身も別れ際の恋人という役で大林恭子とカメオ(すぐにわかるぞ!奥さんは初めて見た)。その他、脚本家の桂千穂も出ているらしい。
最初に井戸にスイカを冷やしに行ったマックがいなくなる。食ったおばちゃまは車いすで移動していたのに、若さを取り戻して飛び跳ねたりする。徐々に恐怖を覚えるファンタ。やがてスウィートが時計に食べられ、メロディはピアノに食べられてしまう・・・
CGの無い時代にここまでしっちゃかめっちゃか特殊撮影とフィルム合成を繰り返し、目も疲れてくるんだけど、それが楽しいのだ。何しろ、タンクトップにショートパンツのクンフーが大活躍。未だに神保美喜のファンサイトまで存在するくらいの人気ぶり。彼女のアクションも編集のおかげでかなりカッコよく見えるのだ。ただ、目が光ったり、ピアノの上に星形の光だけはいただけない!結構面白い映像があるのに、やっぱりやり過ぎなんだろうなぁ。
ストーリーはどうでもいいくらいなんだけど、戦死した恋人(三浦友和)を永遠に思い続けるというテーマなんてのが大林ならでは。実の娘(当時12歳)の原案をここまでにするのも大変だろうというか、ばかばかしすぎ・・・
ヌード:池上、松原
正統なホラー映画なのにラストは優しい気持ちになれる不思議な映画。
人は愛に生き、愛に狂う・・・傑作・・・