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アニエスの浜辺 Comments (5)
1970年12月5日生まれの47歳。
そして今日は1月17日阪神大震災があった日。
1995年1月17日朝5時過ぎに揺れた。
私は前日の日から私の家で飲み会をしていた。
当時24歳オートロックの家賃10万強のマンションに
彼女と住んでいたのだが、その前の年の12月に彼女は
私の家を去った。私より良い人が出来たのだ。女性はしたたかだが、そんなしたたかさがあるからこそ、女性は美しく可愛いいと私はモテないながらにそう思う。なので年が明けても私は一人家に居ても寂しいので週末や日曜日には毎週来客があるように人を誘っていた。1月16日は月曜日の祭日だったみたいだ。私はずっと日曜日と記憶していた休みだから、そして今念の為と思い検索したら火曜日と出てきた。少しショックだ。なんだかわからないがショック。まぁこんなことを長々とダラダラとひたすらに文字を打ちつづけたいが私の思い出などは私だけが大事にしまっておけば良いと思ってる(笑)今さらだがさらに(笑)
酒が好き。サッカーが好き。マラソンが好き。
映画が好き。ドラマが好き。芝居が好き。歌・音楽が好き。料理が好き。アニメも大好き。俳優大好き。
こんな私は今も47になっても生きている。
当時24の私とたいして変わった気がしない。
変わったことは地震で様々な人が私のまわりから
一瞬にして消えたこと。ただそれだけだ
ご冥福をあらため祈ります。
アニエスの夫への変わらぬ愛情や、夫がいない淋しさがひしひしと伝わってきて、自分の恵まれている環境に改めて感謝しました。
ヌーベルバーグやフランス近代史はまだあまり詳しくないので、もう少し勉強してから行けばもっと理解出来たと思います('_')
「家族は心で繋がった小島のようなもの」
「映画は家。私は住人。」
映像で自分の来し方を振り返った作品。59歳で逝ったドゥミ監督との最期の日々のエピソードは知らなかったし、さすがに豊富な経験をされていて有名人も出てくるし、歴史的なムーブメントもいくつも出てきて、興味深かった。
最後にこの映画の制作時点の話になり、カルティエ財団に展示を依頼され「もう80だけど嬉しい」とワクワクされている様子がとてもチャーミングだった。
左右が逆に映る鏡は、虚構を映すものだと思っている。とすれば、左右をそのままに写す写真は真実ということか?ならば映画も真実を映すものということになる。女性作家としてヌーヴェル・ヴァーグを牽引して来たアニエス・ヴェルダが80歳を超え、自身を語る映像エッセイ。彼女の人生の要所要所で登場する“浜辺”の風景。人生を振り返ると、打ち寄せる波の如く家族や友人、そしてかけがえのない夫のジャック・ドゥミなど、彼女にとって大切な人々が“真実”の姿のまま本作に登場する。しかしその“真実”は、時空を超え、空間を超え、心象風景としてモダンな街中を浜辺に変えたりする。現代アート風な映像のコラージュにヴァルダ監督のセンスを感じる。ヴァルダ監督の目を介して観る“真実”は、個人の人生の枠を超え、そのままフランスの、世界の歴史の足跡をたどってゆく。浜辺に置かれた無数の鏡。そこに映り込む海、空、彼女自身や周囲の人々。彼女の描く“真実”の中に映し出される虚構・・・。それこそがアニエス・ヴァルダの思う「映画」の姿なのだ。