真実のマレーネ・ディートリッヒ
プロット
フランス・ドイツ・アメリカ合作
Nov,08 2003 In Theaters
モディリアーニ 真実の愛
プロット
フランス・イギリス・イタリア合作
Jul,09 2005 In Theaters
トルーマン・カポーティ 真実のテープ
プロット
アメリカ・イギリス合作
Nov,06 2020 In Theaters
リダクテッド 真実の価値
プロット
アメリカ・カナダ合作
Oct,25 2008 In Theaters
メタリカ:真実の瞬間
プロット
アメリカ
Jul,30 2005 In Theaters
ジャマイカ 楽園の真実
プロット
アメリカ
Jul,16 2005 In Theaters
This site is a comprehensive movie website about movie posters, trailers, film reviews, news, reviews. We provide the latest and best movies and online film reviews, business cooperation or suggestions, please email us. (Copyright © 2017 - 2020 920MI)。EMAIL
マリア・カラスの真実 Comments (2)
マリア・カラスは、アメリカからイタリアに渡った当初のオペラのステージでは、あまり評価されていなかった。そのことについてはあまり作品の中で言及していないのだが、内容が進んでいくうちにつれて、若いときのマリア・カラスが声がいいだけで演技ができない人だったことがわかってくる。それを強く印象づけられたのは、オナシスとの別れのあとに出演した「トスカ」の舞台上の迫真の演技のシーンだ。マリア・カラスの人生が、本人の演技を熟成させていったのだ。
また、この作品の宣伝コピーにもあるが、「カラスのあとに第二のカラスは現れない」理由が、誰もカラスから教えをこうことをしなかったことにある、というのも中でわざわざ語ってはいないのだが、進行の中で見ている者が感じる。他に、オナシスとの関係悪化の要因など、特に当時のカラスの友人たちに話を聞くことなどなく、流れの中で見る者が感じ取れるような演出をしている。映画の中にある行間を読み取らせる、というドキュメンタリーの組み立て方、構成の方法は、ある意味驚異的だと思う。人物像を浮かび上がらせるドキュメンタリーの一手法として、今後定着してくるような予感がする。
それにしても、この作品を見たあとに思ったのは、マリア・カラスほどの人が残したオペラ歌手の姿としての遺産を、誰も受け継いでいないことだ。マリア・カラスは、野球と言えば長嶋やベーブルース、サッカーならブラジルのペレと同じで、その世界を代表している、今後も登場することなどない、大きい存在感を残している。なのに、聞きに行かなかったこともあって、マリア・カラスの教えや歌姫たる者の姿を、誰ひとり受け継いでないのは、とても寂しいし、もったいない気がする。この映画から、ほんの少しでもマリア・カラスの能力を引き継ぐ人が生まれてくれればと思う。
映画「マリア・カラスの真実」(フィリップ・コーリー監督)から。
20世紀の世界的なオペラ歌手ならではの台詞、と
片付けてはいけないと思ったのでメモをした。
小さい頃から、母親とは確執があったらしいが、
有名になってからは、彼女にお金の援助を執拗に迫ったようだ。
子どもを子ども扱いしなかった母親に対して、
彼女が呟いた台詞であったから、とても重く受け止めた。
「良い母になれないなら、子どもなんて持つべきではないわ。
子どもに見返りを期待するなんて、母親のすることではないわ」
一見、厳しいフレーズにも感じられるが、
私も同感だったので、今回は「気になる一言」に取りあげた。
結果的に「良い母」になれなくても、「良い母」を目指して
努力するように務めるべきだと思うから。
「赤ちゃんポスト」の記事を読むたびに、そう思う。
私の意見は、偏っているだろうか?