コヴェナント 約束の救出
プロット
イギリス・スペイン合作
Feb,23 In Theaters
あとがき
プロット
日本
Mar,01 In Theaters
コットンテール
プロット
イギリス・日本合作
Mar,01 In Theaters
リトル・リチャード アイ・アム・エヴリシング
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アメリカ
Mar,01 In Theaters
愛のゆくえ
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日本
Mar,01 In Theaters
π パイ
プロット
アメリカ
Mar,14 In Theaters
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THE WAVE ウェイヴ Comments (19)
日本も今、そういう状況に近づいているのではないかと思う。威勢のいい「この道しかない」という言葉で、思考停止させられていないか。
「こんな人たちに負けるわけにはいかない」という表現もそう。民主主義の根本である、多様性を排除し、自分たちに都合のいい人たちだけのために政治をしようとする。
世論の反対を押し切った原発再稼働、秘密保護法、共謀罪、集団的自衛権。独裁的な決定が当たり前になっていないか、
安倍自民のままでいいのか、団結より、大事なものは何か。
違う意見を、許すこと、受け入れること。
ドイツ映画から、日本の政治について考えさせられました。
うーん。
すなわち、先生が席替えによってそれまでの仲良しグループを解体したことが、生徒たちがこのクラスへの帰属意識に依存するきっかけとなった。
物語というよりは、映像化された思考実験と言ったほうが、映画の意義を感じ取りやすい。
生徒たちがどんどんのめり込んでいく様が怖かった。
実際に起きたことを映画化しているということで、現実味があって面白かったです。
いっときうちらの中でもあのジェスチャー流行りました
ドイツのとある高校で、生徒が選択できる、テーマごとの一週間の実習はじまる。そのテーマにのひとつの「独裁」を受け持った教師は、「独裁」とはどういうものかを、自分が独裁者に扮して生徒たちが体験させようとするのだが、これがとんでもない方向へと発展してしまう。
「独裁者」に扮した教師は、生徒たちに規律と調和を強制させる。そのために、制服を皆に着せて、自分たちのグループ名を決め、さらにマークまで作成する。最初は、個性派ばかりの寄せ集めと思われた教室の生徒たちは、教師の強制をこころよく受け入れだした途端、強固な組織へと変貌してしまう。その瞬間から、個性派集団が没個性の集団となってしまったのだ。
そうなってしまったのは、生徒たちがあまり経験したことがなかった一体感を強烈に感じたからだ。男も女も、不良も秀才も、人種も宗教も関係なく、「独裁」の前では同じ人間になれる、人間性を崩しても「独裁」の前に集まると信頼が生まれる、ということに気づいた途端、「独裁」そのものがイデオロギーとなり、「独裁者」は神になれる、という、まさにナチスが生まれる経緯そのままが、この作品では描かれていく。
この作品の何よりコワいところは、ナチスを生んだドイツで実際に起こった事件が、この作品の原案になっていることだ。ドイツでは「ナチスは屑」と教育されているにもかかわらず、「独裁」が生まれやすい土壌があるというところは、本当にショックだった。
そんな人間的なコワさが随所に観られるせいか、登場する生徒たちがときどき気持ち悪く感じてくるのが、この作品の欠点だ。それを生理的に受け入れて、自分も「独裁」にハマるかもしれないと思ってくる人なら、ある意味、これほど面白い映画と感じるだろう。もっとも、それが一番コワいことなのだけど...。