ホラー・シネマ・パラダイス Plot

廃館寸前の映画館の女性支配人が本物の殺人映画製作にのめり込んでいく姿を描いたホラーコメディ。亡き父から小さな映画館を受け継いだ女性デボラは、毎晩集まってくるホラー好きの観客たちを相手にカルト映画を上映し、細々ながらも劇場を守り続けてきた。ところがある日、意地悪な母親が劇場の売却を決め、勝手に契約まで結んでしまう。逆上したデボラは母親を惨殺し、しかもその一部始終を誤ってスクリーンで上映してしまう。慌てるデボラだったが、意外にも観客たちはリアルな殺人映像に熱狂していた。主演は「アメリカン・パイ」シリーズのナターシャ・リオン。共演に、テレビシリーズ「ターミネーター
サラ・コナー
クロニクルズ」のトーマス・デッカー、「LOOPER
ルーパー」のノア・セガン。2015年1~2月にヒューマントラストシネマ渋谷で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2015」上映作品。

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ホラー・シネマ・パラダイス Comments (5)

Ciemilmosc
Ciemilmosc
13日の金曜日のラストの台詞を叫びながら、母親を殺す冒頭のシーンだけで良作の予感。でも最近多い、70年代80年代オマージュで、ノスタルジックが止まらなくさせて誤魔化す作戦じゃないの?という、意地の悪い私の予想は裏切られます。
ますます好感度アップ。

父親の呪縛から逃れられない劇場主の娘が、経営の厳しい劇場を実際の殺人ホラームービーを作成して盛り上げようとする。
リアル殺人劇場。面白い。
悪趣味だけど、ポップで可愛い。絶妙な匙加減。
双子のゴスロリ娘とか、主役のナターシャ・リオンがツボ。

ナターシャは「アメリカン・パイ」でドライで賢い女の子を演じてる頃から好きだった。
もっとホラーに出ればいいのに。
原題は「ALL ABOUT EVIL」です。
どう考えても、例の感動作をパロった邦題です。
例の感動作、未見です。すみません!
邦題、珍しく気に入ってます(笑)
Mskxispghon
Mskxispghon
映画のタイトルからなんか面白い予感。
本当の殺人現場を映画にするなんて新しい発想で面白かったです。ところどころ笑もあり、B級映画ですがなぜかハマってしまいます。
Ihsokmnxpsg
Ihsokmnxpsg
午後10時の映画祭で鑑賞。いやはや〜、トト君の演技が切なくて切なくて、、、、、いや、違う⁉️

あっちは「ニュー・シネマ・パラダイス」
こっちは「ホラー・シネマ・パラダイス」
B級ホラー映画をチョイスで御座います🙇‍♂️

廃館寸前の父の形見の映画館(ホラー映画メイン)をどうにかしようと頑張る娘デボラ。そこに映画館を売却しようと母親が権利書にサインを求めにやってきて、手違いで殺してしまう。その監視録画映像を間違えて上映しちゃったら意外にもウケちゃって、、、、
デボラも調子に乗っちゃって色々なホラー映画を作り出す御話。

前半のチョー頼りないデボラにB級臭さを感じ、最初の事件に馬鹿馬鹿しさや有りえなさを感じたものの、エスカレートしていく脚本には中々面白いものを感じた。
(だけど、展開は何処か違う作品で観たことある様な)

また、仲間の胡散臭い映写係の爺さん、ブッ飛んでいる殺人鬼姉妹はB級感たっぷりで良かった。(残り1人の男性が危ない感出しているものの、そうでも無く残念。時計じかけのオレンジに出てくるアレックスの様な狂気ぶりが観たかった。)

後半、B級を貫いていくものの、何故か物足りなさ感が。飛び降りのシーンなどでもう一捻りの皮肉さがあればと思うと残念である。

B級ホラー映画とすれば、間違いなく面白い部類。
ある意味、邦題勝ちでもあります。
(もう一度言います、トト君出ません。)
Kosigxmspnh
Kosigxmspnh
B級ホラーって途中もう観るの止めようかどうか悩みながらダラダラ観続けるものだが、この作品がまさにそんな感じ
ラスト屋上から落下したデボラが女教師に激突してくれれば評価2だった
Spxnomkgihs
Spxnomkgihs
父の遺した小さな映画館を存続させようとしている、幼い頃に女優を夢見た凡人デボラ。
しかし、母がその映画館の売却を決め、激昂したデボラは母を殺害してしまう。
さらに、その防犯カメラの映像をうっかりスクリーンに流してしまい…
うっかり流した本物の殺人映像がヒットしてしまったことにより、その手法に味をしめ、殺人を繰り返していき…

まず、設定が面白い。
あくまでもB級ホラーでありながら、脚本や演出などの作りもしっかりしていて、テンポも良いので飽きずにとても楽しめました。
また、2010年の映画なんですが、わざと画質落として、昔の映画っぽくしてある工夫も良かったです。
「今週末新作放映するんですよ」と今から殺す人に言ったり、「空きが出たら雇ってあげる」とスティーブンに言ったり、シャレにならないようなところが沢山あって、笑っちゃいけないけど、笑っちゃいました。
映画を通して、殺人が過激化していったり、地味だったデボラが、メイクと表情で変貌していくのも、なかなか見応えありです。
それぞれのキャラクターも個性的で、登場人物それぞれの視点で、別に何本も映画が撮れそう。
例えば、スティーブンやデボラが追いかけていたものの理想と現実が違ったところとか、エイドリアンや双子の過去も絡めた話とか、もちろん客それぞれの人生でも。
原題、邦題や、劇中に出てくる彼女らの映画のタイトルのパロディから、映画愛に満ち溢れた作品だとも感じました。
皮肉や暗喩など、意外にメッセージ性の高い作品で、この手の映画不足だった自分にとっては、久しぶりにワクワクする映画でした。