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キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱 Comments (2)
誰もが功績を知っているキュリー夫人の伝記映画 こんなに傲慢で自分の欲求に素直な人だったのかと驚く あのくらい決め込まないと当時女性が化学研究なんて出来なかったのかもしれませんが
昔は抽出するのも大変な時間と労力が掛かっていて、現在のニュートリノ検出みたいだと思った 功績と功罪については現代の映像で描かれていて、降霊、幻想とか何故か科学にそぐわない場面も有り
その破壊力たるや衝撃的だが、当初は人体に対する影響も未知だったろうし、後の人類の利用方が悪いのかもしれないので、発見が悪だったかと問われれば何とも言い難い 伝記だからから?イマイチ面白くなかった
極端に短気で、物事を即決し、相手の考えを無視する身勝手でしかも多くのポーランド人が信じるカソリックの大罪の一つである「嫉妬」心丸出しのキュリー夫人が、実際にそうであったなら、彼女のバイオピックを製作するうえで彼女の性格が何故そうなったのかぐらいを映画の中で我々にワン・ショットでもいいから伝える義務が本作の映画製作者には少なくともあり、また責任でもあると思える。
(※作中、マリーの母親が貧しさのあまり亡くなるシーンがある。それはカソリックの信仰を失くしたのではなく、彼女が「不可知論者」であることを表している。)
旦那さんのピエールが亡くなった時に、ピーピーと葬式の泣き屋のような演技下手のロザムンド・パイクの演技姿を"キーッ!キーッ!" と手を叩いてまで褒め称える極東の尻尾を失くしたエイプ達には、そんなの関係ねぇってか? 失礼でした。言い過ぎでした〇。
ラジウムから広島型原爆やチェルノブイリ原発事故といった大風呂敷を敷きに敷きまくった映画として...
アメリカの核実験は1961年には世間の手前、地上ではなく地下へ変更され、機長の母親の名前にちなんだB-29から原子爆弾を投下する直前に基地への交信は極秘事項を考えれば絶対にありえない。また一番おかしなところはいくらアトミック・ボンブの開発過程において放射能のメソッドを知らなければ開発は不可能といえどもラジウムから発せられる自然放射線と原爆や原発などの核分裂と同じテーブルに乗せて語るのは映画の本質であるマリ・キュリー博士のバイオピックからは大きく逸脱している。あくまでも個人的意見ですけど、何か?
そんなことを言われたら、せっかくお客さんをこれから期待している円谷プロのモスラ、もといラドンちゃんじゃあないけどラドン温泉やラジウム温泉へ金払いの良いおバカなおサルさんたちが、怖がって温泉に入れませんから...
怒る(ꐦ°᷄д°᷅)💢ゴーー!!! 何か?
"ラジウム・ガールズ" とは?
映画の中でキュリー夫人と長女イレーヌとのやり取りから...
No, death is not good for a young person to see. And I
don't think you should be involved with Frédéric's work.
As exciting as it seems, radiation is not safe. And...
In fact, I want you to stay away from him. Surrounded
by death and radiation.
これは簡易型レントゲンを第一次世界大戦で負傷兵のわずかな弾痕の破片が致命傷にもなったために彼女が開発した有名なレントゲン装置が活躍している。その1918年には大戦は終結している。
これが意味するところとは?
その時に既にキュリー夫人は放射能の危険性を認知しているように映画では描かれているが...
1923年から日本人研究者が娘のイレーヌの助手として働いていたが、その約3年後には原因不明の体調不良で日本で亡くなっていて、1925年にはラジウム研究所で働いていた別の研究員も亡くなっている。それでも放射線との死因の因果関係は当時はあまり分かっていない。
それでは...
ここからは悲しくて悲惨で絶望的なテーマそのものが題材にもなった
『ラジウム・ガールズ』
その出来事は現代の薬害や公害訴訟にも通じるかもしれない。
ラジウムは癌の治療に成功裏に使用され特効薬のように考えられた一面がある。それは多くの製品に転用され、歯磨きや他には第一次大戦ではフランス兵の周りでSTDが流行り、その為にバカ売れしたコンさんにも含有していた。それとは別にラジウムの特性である夜間に光ることを利用した時計メーカーの工場でラジウム夜光塗料を文字盤に塗っていた若い女性労働者いわゆるラジウム・ガールズと呼ばれた女性工員の間で、まじめに働く人ほど口で筆の先を整えていた為に筆を口に含むたびに少量ずつ放射性塗料を摂取した事で犠牲者となる確率が他の女性工員よりもより高かった。
さらに悲惨なのは水俣病でも見られた発見直後の原因不明の病気としてではなくて、当時の医師たちは梅毒や伝染病と判断し彼女たちを愚弄する診断を下したりもしていた。
それが1925年、マートランド博士がラジウムが時計職人たちの体を内部から骨の成分であるカルシウムを破壊することによって細胞の変異を引き起こしたことを決定的に証明する検査方法を開発している。でもこの検査の封じ込めの為に水俣病でも見られたデマを流すことでラジウム業界は彼の信用を傷つける行為に出てもいる。それは低俗なエイプの国ではいつもの事で...
ところで、マリー(日本語読み)・キュリーが大量のラジウムの危険性は手のやけどから認識していても少量の放射線が人体に悪影響がある事を認識していなかったのではないかと個人的には記憶している。だって彼女を2度の賞に輝かせ、またノーベル賞を獲った長女も早死にさせた手塩にかけた可愛いラジウムちゃんですもの... マリ・キュリー博士はポロニウムとラジウムを「私の子ども」と呼び「こんなに美しいものが有毒であるはずがない」と実際にのたまわっている。
ロマン・ポランスキー監督の"ドレフュス事件" を扱った『オフィサー・アンド・スパイ』でも見られるようにフランスでは右翼的思想の反ユダヤ主義によって、彼女に対して人種差別なデマからユダヤ人と罵られ、かなりのバッシングがあったとさている。
そういうゴシップだけはきちっと描くのに肝心要な多くの無垢な放射線被害を出した『ラジウム・ガールズ』の"ラ"の字も載せないのはさすが美的な事には敏感でも人の描き方をないがしろにし、一見、ハイエンドなのに中身は安っぽいキッチュのラブストーリー風伝記ドラマによってシニシズムの恩恵を拒否る映画製作者には"動画してるぜ!!"と言いたい。(※多くの人や歴史家が言うところによると仮に先祖の中にユダヤ人がいても彼女はユダヤ人ではないとされている。)
ラジウムの半減期は1601年のため、ノートを始めとした研究資料や衣服、家具、料理本に至るまで、キュリー夫人の持ち物はいまだに放射能を持っており、今後数世紀にもわたって鉛の箱に入れて保管されなければ危険な状態だと聞く。
彼女の最後の遺言的言葉...
「私のことは、放っておいて!」
こんな映画を彼女が鉛の墓から、もし見れば、この"イマワのキワ" の言葉もまた鉛の箱行きかな?
失礼しました。