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2 years ago
原爆投下から12年後の冬、被爆で外壁が倒壊し放置された浦上天主堂からマリア像を持ち出した信者の話。 それに纏わる話もあるにはあるけれど、パンスケ達とのいざこざや甲斐性無しなヤクザとの因縁話とか、原爆症と言わるけれど病院に行かない旦那との話に頭でっかちな学生活動家との話等々、方向性の異なるドラマばかりをみせられる。 被爆した市井の人々の心情をみせる話ではあ...
1 year ago
2022年。マリア・シュラーダー監督。ハリウッドの超大物プロデューサーのセクハラ疑惑を暴いた女性新聞記者二人の話。それぞれに家庭を抱えながらニューヨークタイムズで調査報道に携わる二人の事情まで丁寧に描くことで、単に「悪い奴を暴く」だけでなく、現代社会で女性が置かれた地位全般についての告発になっている。 実名で登場するアシュレイ・ジャッド、名前だけ出てくるグウ...

Pnriuatormnt review on マリア.

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 特に信心深いわけではないんですが(汗) あの「クジラの島の少女」のK・C‐ヒューズの マリアを観てみたかったもので…^^; なんでも実際に17歳で母親になったという彼女。 父親は19歳ですって。うわ、マリアを地でいってる!? たださすがに演技力はぴか一です。 若くして、よく知らない男の元へ嫁ぐことになる彼女。 ある日、森...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む チェットは金物店のメアリーと結婚。自分もマルチーヌとそろそろ結婚か・・・という気持ちにもなったが、「結婚はカウボーイ」を引退したときだと心に決めているモンティ。荒馬乗りを認められて西部ショーで働かないかとも誘われる。牧場も経営難でリストラを行ない、若者たちが解雇されるが、彼らは銀行を襲ったり保安官を殺してしまったり。 時...
2 years ago
ほとんど全編アラフィフ男性二人のトークだけでお送りする、一応美味しいものと景勝地も出てくるロードムービーです。 水曜どうでしょうが好きな方はハマっていただける映画シリーズだと思います。どうでしょうディレクターの二人のYouTubeなんかに似ています。 モンティ・パイソンや007など英国映像作品好きにとってニヤリとさせられるネタが散りばめられ、楽しそうでもある...
3 years ago
同乗していたマリアが新たな愛人と逃亡する災難が一番ショックだろうな。その時に運命は決まっていたのだろうけど、話を面白くしようと努力した結果、逆につまらなくしてる・・・ 幽霊新聞記者 人気作家ピーター・ファロー WASP 人種差別 ジャパズ・タマーリ チョン・ウォン ロドリゲス おもしろい小ネタがいっぱいあるのだけど生かしきれてない。考えさせらることは多く、...
3 years ago
1982年に37歳の若さで逝ってしまったファスビンダーの後期の2作品が日本初上映。衝撃の出会いとなった「マリア・ブラウンの結婚」の前後の作品となれば観ないわけにはいかない。 1978年の今作は実にプライベートな作品だった。 男性から女性に性転換した主人公が最期の数日間で過去を振り返る。彼を育てた修道院のシスター、妻と娘、そして性転換するきっかけとなった男...
3 years ago
フランス音楽界の巨星ミシェル・ルグランの没後1年/生誕88年特別企画にてデジタルリマスター版を劇場鑑賞。 言わずと知れた不朽の名作であれこれ語るまでもない。テレビでは何度か見ていましたが劇場の大スクリーンでは感動の度合いが全く違いました。名作ほど劇場で観るべきであると改めて実感。特にラストの名シーンは心が激しく揺さぶられて動揺し放心状態に陥りました。 カトリ...
6 months ago
今作もカタリナがグイグイ行く展開で楽しいです。 また皆の姿と声が聞けて嬉しいですね。 要所要所でのカタリナの表情の作画が気合入ってました。 止まらないソフィア、悪役令嬢メアリ、宴会での髪型かわいいマリア じゃじゃ馬カタリナを結局許しちゃうアン、 相変わらずいいタイミングで現れるママとカタリナ溺愛パパ、 姉さんに振り回されるもやっぱりツッコミ役になるキース、 ...
1 year ago
音楽に詳しいわけではないが、耳が覚えている映画音楽を聴けば自然と身体がスゥイングする。 それを創り出したモリコーネの内向的でありながらも強固な意思、そして妥協を許さない姿勢が映像の中の彼の力強い視線や誠実な立ち居振舞いから伺えた。 試写会のレビューなのでネタバレ的なものは書かないが、彼の創作の原動力となり続けた妻マリアの存在、これがまた素敵! ひたすら心温ま...
3 years ago
ヒットラーのそっくりさんを巧みに利用したナチス風刺と、サイレントの傑作「結婚哲学」を想わせる男女の恋の駆け引きを皮肉たっぷりに、ユーモアも鋭く描いた、正しくルビッチタッチ全開の傑作コメディ。シェークスピア劇のハムレットを演じる座長ジョセフが、ナチスのスパイ・シルスキー教授に成り済まして大芝居を打つ下りが素晴らしい。人を騙すことの可笑しさ、騙す人間が騙させる滑...
1 year ago
夢が叶えば、モリコーネが携わった全ての作品についてのコメントが聞きたかった。 “さすらいの口笛”、“ゴールドのエクスタシー”、“勝利への讃歌”、“ジルのテーマ”、“1900年”、“デボラのテーマ”、そして“ミッション”。 映像と共にそれらの曲が流れると、胸が高鳴り、自然に涙していた。 ジュゼッペ・トルナトーレ監督が自身の「ニュー・シネマ・パラダイス」において...
3 years ago
英国映画には伝統技のごとく、一つの才能が逆境を超えて羽ばたいていく名作が存在する。その代表作『リトル・ダンサー』『ブラス!』『フル・モンティ』はいずれもサッチャリズムの時代を背景にしたものだったが、あれから数十年を経て、現代に生まれた『ワイルド・ローズ』もどこか似た香りを持つのが興味深い。 舞台はグラスゴー。この地で出所したばかりのシングルマザーが、子供達...
3 years ago
本作に価値観転換銃なるものが出てくる その銃で撃たれた者は撃った方の価値観に転換されるというものだ SFとは正にその価値観の相対化をもたらすものだと思う 本作はその意味でストレートな本当のSF映画であると言える モンティ・パイソン風におちゃらけて皮肉り風刺を効かせてあるが、観ていて気持ち良いほどの価値観の相対化が常に試みられるのだ そしてそのやり口がSF...
3 years ago
ディケンズの『デイヴィッド・コパフィールド』の映画化は何度もされているし、ぶっ飛んだ邦題からして、『スターリンの葬送狂騒曲』の監督らしい独特なアプローチなんだろうなとは予想していた。 階級社会イギリスの風刺はディケンズ作品の不変テーマだが、本作ではあのメチャクチャ長い原作のテイストを上手く拾いつつ、多人種が入り組んだキャスティングにしたのは、ダイバーシティ化...
3 years ago
☆☆☆(1回目) ☆☆☆(2回目) 《注意》かなり偏った考え方をしています。 外国映画。特にヨーロッパ系の作品を観た時に、極まれにですが「これって、キリスト復活を願って製作されているのでは?」…と、思う事が度々有る。 …等とほざいたところで、キリスト教に関しては全く無知なのですが(-_-;) この作品では、単なる連続殺人鬼の男の話で在りながらも、終盤...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む フランソワーズ・アルヌール演ずる踊り子ヒロインが処女を捧げた労働階級のハンサムな若人でもなく、お金持ちの外国皇太子でもなく、劇場オーナーの老紳士ジャンギャバンを結局選ぶのが、意外でもありリアル。新たなスター目指す乙女の現実的な選択。 若人が可哀想だが、まあ彼にとっても成長の糧か。ただ、このオーナー、新しいスター発掘に熱心...
3 years ago
タクシー運転手が主人公の映画は意外と多いが、ちょっと変わっているのは、高級車ベンツのハイヤーであり、かなり自由がきく点であろうか・・・。 主人公アントニオはSF小説が大好き。自分の回りの出来事でさえ、全て小説の中に溶け込ませようとしている。基本は、田舎からローマに出てきた境遇を「地球人が異星人として宇宙で活躍する」ことに置き換えてナレーションを入れている。...
2 years ago
目は口ほどにものを言う、とよく言うが主人公アブラを演じた女優は、まさしくそれだった。 ことに映画冒頭、店前で野宿するサミアの様子がなんとなく気にかかるアブラは、サミアを一泊させるがその後 出て行ってと申し渡す。けれどサミアが出て行った後 自分のおこないは正しかったのか、留め置くべきだったのかと逡巡する様子は秀逸であった。ラ・ラトゥールのマグタラのマリアの絵を...

Eogimcbeacm review on PLAN 75.

2 years ago
カンヌ国際映画祭凱旋プレミア試写会で鑑賞。ご招待いただきありがとうございました。 背景説明をそぎ落としたシンプルなストーリー運び。ドキュメンタリーのようなリアルな映像。監督がおっしゃるように、余白たっぷりの映画だった。 設定は近未来。街の様子や人々の生活は現在と同じだが、社会や制度は激変しているようだ。PLAN75も新たに導入された制度。 余白が多いの...