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裸のランチ Comments (6)
原作未読、読みたい気力が失われてしまう。
ウィリアム・テルは実話、ジャック・ケルアックとアレン・ギンズバーグらしき人物登場。
何が本当の世界で、主人公の見ている全てがトリップ状態な事柄なのか?物語の進む理由すら解らない。
相変わらず不細工で不気味なクリーチャーや特殊効果を作り出すクローネンバーグのグロさ加減と、バロウズのギリギリなイカれっプリが正に相思相愛な本作。
アメリカ版のポスターが欲しい。
酒を飲みながらこの映画を観ると、多分バッドトリップしてしまいそうな、そんな映画。
しかも、その話の中に原作や原作者の作品からエピソードをうまく取り入れているので、原作小説のもつ風景が感じられる。うまい。
ビート派作家達が出てきたり、実際の事件(バロウズの妻銃殺事件)シーンあったりするので米国文学に縁遠いと分かりにく事が多いかも(私の事です笑)ちょっと下調べしてから見ると多少わかりやすくなると思います。
クリーチャーも見どころ。背中のでかい肛門でしゃべるタイプライターな虫は最初ぎょっとしたが途中でカサカサ逃げるところなんか可愛いくてしかたがない。萌える。
オーネットコールマンのサントラもめちゃくちゃカッコいい。